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メールマガジン
第45号 原子力委員会メールマガジン 委員からひとこと

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    @mieru(あっとみえる) 原子力委員会メールマガジン
           2009年12月25日号
   ☆★☆ めざせ! 信頼のプロフェッショナル!! ☆★☆
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┏ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┣ 各委員からひとこと
┣ 定例会議情報 FNCA大臣級会合の結果概要について
┃        国際専門部会 中間取りまとめについて
┃        政策評価「放射線利用」に係る有識者との意見交換 等
┣ 部会情報等  国際専門部会(第5回)について
┣ 事務局だより 「好奇心」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●平成22年1月より、原子力委員が交代します。そのため、現委員による
「委員からのひとこと」は本号が最後になります。来年からは、新委員の下で、
引き続きメルマガを通じて情報をお伝えして参ります。よろしくお願い致しま
す。

━・・・━ 各委員からひとこと ━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━
●近藤駿介委員長
 コペンハーゲンで気候変動に対する対策の議論が終盤に差し掛かった頃、ユー
ロスター社の列車がユーロトンネル中で立ち往生し、2500人が孤立した。これだ
け多数の人が一時的にせよ外界から切り離されたのは長大トンネルの故の新しい
事象である。小生は、同社の危機管理能力に注目して、週末をパソコンの前で過
ごした。
 危機管理の要諦は、関係者の不安を理解し、自分たちが得ている情報と自分た
ちの取組の全てを絶えず公表し、状況を制御下におき、終息にむけて冷静かつ迅
速に前進していると伝えることである。同社はこれにウエブサイト、ブログ、フ
ェイスブック等の社会ネットワークツールを動員していた。
 英国のブレア前首相の広報担当を務め、数々の国家の危機に広報を担当してき
たキャムベル氏は自身のブログで、上のことと併せて、「危機は、非難合戦、政
策の変更、責任者の辞任等、いろいろことを結果するが、必ず終わり、常態に戻
る。それが伝えるべきメッセージの核心である」とコメントしていたが、呼応す
るように、21日には独立の事故調査委員会の設立が公表され、被害者、公衆に意
見を求める活動が開始された。
 小生は、この3年間、機会あるごとに原子力ビジョンを語り、関係者にはそこに
至る道にある不確実性を管理することの重要性を伝えてきたが、これらを見てい
て、新潟県中越沖地震の後には危機管理の在り方についても各委員の鋭い指摘を
委員会見解として取りまとめたことを思い出した。
 そして、いま、同僚委員の卓見に支えられた3年間であったと感じた次第であ
る。多謝。

●田中俊一委員長代理
 世界の原子力を取り巻く環境は大きな変化の時にあります。世界で430有余基
の原子力発電所、その規模は今後間違いなく増加するはずです。我が国では54基
の原子力発電所が稼働し、軽水炉の燃料サイクルシステムの確立が焦眉の課題で
す。
 2年前に始まった原子力委員会のメルマガには、「原子力は科学技術」の思い
をもって原子力科学の奥の深さ、原子力政策に係る思いを綴ってきましたが、今
回が最後になります。大きな変化の時、原子力の確実な発展のために思考を柔軟
にした大いなる議論が展開されることを切望します。
 3年間のご指導、ご鞭撻に心から感謝申し上げます。

●松田美夜子委員
 原子力分野の皆さまのお力添えと、事務局の皆さまに支えられ、個性あふれる
4名の原子力委員とともに、原子力政策の推進に向けて全力で駆け抜けた3年間
でした。寝てもさめても原子力、眠ってみる夢も原子力(少し大げさかな)とい
う環境から、普通の生活に戻ります。これからは、生活環境評論家として、生活
系ごみと原子力のごみの双方をつないで語る草の根の活動を続けます。電気のご
みについて語り合うすてきな仲間の輪を広げながら、原子力で活躍していく皆さ
まを心から応援していきます。また、お会いする日をたのしみに・・・。

●広瀬崇子委員
 地球温暖化問題やエネルギー・セキュリティの観点から、原子力の平和利用が
改めて注目されるようになりました。技術力がありながら平和利用に徹してきた
日本の原子力利用は世界のモデルとなるべき存在でしょう。東アジア共同体構想
や、日本の国際平和と繁栄への貢献が話題になる今日、原子力が日本のアジア政
策に貢献できる余地は大いにあると考えます。これまでは、原子力に軸をおいて
その国際展開を考えてきましたが、今後は国際政治学者として、日本の対外戦略
の中に、原子力を位置付けてみたいと思います。また、アジアのエネルギー問題
と国際関係という新たなテーマにも取り組んでいきたいと考えています。原子力
の知識をほとんど持たずに原子力委員に就任した私ですが、3年間で多くのこと
を学ばせていただきました。今後、ここで得た知識と経験を研究の分野にも活か
していきたいと思います。

●伊藤隆彦委員
「忘れてはならない広島・長崎・新たな核テロの脅威そしてチェルノブイリ」
 核分裂エネルギーは、まず原子爆弾として利用され、広島・長崎の悲惨な結果
を残しました。二度とこの悲劇を繰り返さないため、核廃絶を一日も早く達成す
ることは世界共通の責務です。
 また平和利用での失敗例である、チェルノブイリ原発の傍に今も残る約3万人
の住民が一夜にして退去した街の廃墟は、原発事故は繰り返してはならないと訴
えています。
 今世界は、気候変動などへの対応のため原子力発電への期待が高まっています。
しかし、原子力の研究、開発及び利用に当たっては、広島・長崎・新たな核テロ
の脅威そしてチェルノブイリを片時も忘れてはならないと思います。


━・・・━━ 定例会議情報 ━━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━
●12月15日(火)第47回定例会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはホーム
ページに掲載される議事録をご覧下さい。

・日本原燃株式会社濃縮・埋設事業所における核燃料物質の加工の事業の変更許
可について(一部補正)(原子力安全・保安院)
<主なやりとり等>
 原子力安全・保安院より、既に申請済の日本原燃(株)濃縮・埋設事業所におけ
る核燃料物質の加工事業変更許可申請書に関して、工事計画や環境影響調査、濃
縮度管理等の変更を行う一部補正について説明がありました。
 委員より、濃縮度管理について質問があったほか、着工が遅れることの理由に
ついて質問がありました。

・高速増殖原型炉「もんじゅ」における研究開発の事前評価について(日本原子
力研究開発機構)
<主なやりとり等>
 (独)日本原子力研究開発機構より、同機構が行ったプロジェクト事前評価であ
る「高速増殖原型炉『もんじゅ』における研究開発及びこれに関する研究開発」
について報告がありました。事前評価は技術的観点と大局的観点から行われ、い
ずれについても複数の留意点と研究開発の効果的な実施が指摘されています。
 委員より、指摘されている留意点への今後の対応や、中間評価等のチェックプ
ロセスの見通しなどについて質問がありました。


●12月22日(火)第48回定例会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはホーム
ページに掲載される議事録をご覧下さい。

・リサイクル燃料貯蔵株式会社リサイクル燃料備蓄センターの事業許可について
(諮問)(原子力安全・保安院)
<主なやりとり等>
 原子力安全・保安院より、リサイクル燃料貯蔵(株)が青森県むつ市にリサイク
ル燃料備蓄センターを設け、使用済燃料貯蔵施設を新設する旨の申請について説
明があり、当委員会に諮問されました。
 委員より、使用済燃料の貯蔵期間後の取扱いについて質問がありました。

・日本原燃株式会社再処理事業所における核燃料物質の加工の事業の許可につい
て(一部補正)(原子力安全・保安院)
<主なやりとり等>
 原子力安全・保安院より、既に申請済の日本原燃(株)再処理事業所におけるM
OX燃料の加工に係る事業許可申請に関して、地盤・地震等に係る補正や工事計
画等を変更する一部補正について説明がありました。

・日本原燃株式会社濃縮・埋設事業所における核燃料物質の加工の事業の変更許
可について(答申)
<主なやりとり等>
 本年の第24回定例会議において経済産業大臣より諮問のあった日本原燃(株)濃
縮・埋設事業所における新型遠心機への更新や撤去する使用済遠心機を保管する
ための建屋設置等を内容とする申請について、同申請により加工の能力が著しく
過大にならない等の経済産業大臣の判断は妥当、とする経済産業大臣宛ての答申
が決定されました。

・東北電力株式会社女川原子力発電所の原子炉の設置変更(3号原子炉施設の変
更)について(答申)
<主なやりとり等>
 本年の第22回定例会議において経済産業大臣より諮問のあった東北電力(株)女
川原子力発電所3号炉にMOX燃料を取替え燃料の一部として採用することを内容と
する設置変更許可申請について、同申請が平和利用等の基準に適合しているとい
う経済産業大臣の判断は妥当、とする経済産業大臣宛ての答申が決定されました。

・電源開発株式会社大間原子力発電所の原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)
について(答申)
<主なやりとり等>
 本年の第35回定例会議において経済産業大臣より諮問のあった電源開発(株)大
間原子力発電所に燃料輸送容器保管庫を設置することを内容とする設置変更許可
申請について、同申請が平和利用等の基準に適合しているという経済産業大臣の
判断は妥当、とする経済産業大臣宛ての答申が決定されました。

・北陸電力株式会社志賀原子力発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉施設の変
更)について(答申)
<主なやりとり等>
 本年の第41回定例会議において経済産業大臣より諮問のあった北陸電力(株)志
賀原子力発電所2号炉にタービン保管庫を設置し、タービンロータ等を貯蔵保管
することを内容とする設置変更許可申請について、同申請が平和利用等の基準に
適合しているという経済産業大臣の判断は妥当、とする経済産業大臣宛ての答申
が決定されました。

・第10回アジア原子力協力フォーラム(FNCA)大臣級会合の開催結果につ
いて
<主なやりとり等>
 事務局より、12月16日に三田会議所で開催された第10回FNCA大臣級会合につい
て、会合の結果や採択された決議・会合サマリについて説明がありました。決議
では、既存プロジェクトにおける活動内容の更なる充実や、CDM等のクレジッ
トメカニズムに原子力発電を含めることの有益性を認識することなどについて言
及しています。
 委員より、FNCAの今後の発展について検討してはどうか、アジア各国の原
子力平和利用に対する意欲を強く感じた等のコメントがありました。


●12月25日(金)第49回臨時会議の概要は以下のとおりでした。詳しくはホーム
ページに掲載される議事録をご覧下さい。

・国際専門部会 中間取りまとめについて
<主なやりとり等>
 高木部会長より、これまで5回に渡って議論を行ってきた国際専門部会での意
見を整理してまとめた「中間とりまとめ」について、原子力委員会に報告が行わ
れました。
 委員からは、我が国の原子力の国際展開に対する一種のビジョンを提言して頂
いたことに感謝するとのコメントがありました。また、原子力の国際展開は、我
が国全体の対外戦略の中に適切に位置付けられることで、始めて実施することが
可能となるという提言を重く受け止め、政官民がそれぞれ適切に役割を果たして
いくことが重要であるとの意見がありました。

・原子力政策大綱の政策評価「放射線利用」に係る有識者との意見交換
<主なやりとり等>
 原子力政策大綱に示される「放射線利用」に関する政策の評価の一環として、
6名の有識者にお集まりいただき、放射線利用に関する取組、課題、今後の展望
等について意見交換を行いました。意見交換に先立ち、冒頭に、これまでの定例
会におけるヒアリングや議論等を踏まえた論点ペーパーを事務局より提示すると
ともに、有識者の皆様から、放射線利用にする取組や問題認識等についてお伺い
致しました。
 意見交換では、大学等の財政状況が厳しくなる中、放射線に関する施設・設備
の整備が極めて困難になっていることが指摘され、大学等が共同で施設・設備の
管理・運営を行う等の工夫や、放射線利用分野の研究が他の分野に比べて競争力
を持つための工夫の必要性について意見がありました。
また、こうした施設・設備の整備や、研究成果の社会還元を図るためのシーズと
ニーズのマッチングのあり方など、放射線利用のあり方について、国全体で議論
する場を設けることが必要ではないかとの意見がありました。
 さらに、国民の放射線に対するリテラシーを向上させるため、中学校の学習指
導要領に放射線に関する内容が記載されたことを契機に、学校教育の中で放射線
に関する教育を効果的かつ効率的に実施することが重要であるとの指摘もありま
した。


※資料及び議事録は以下のURLよりご覧いただけます。
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/index.htm 


●次回は1月12日(火)に開催します。議題は1月8日(金)に公表の予定です。


●定例会議を傍聴にいらっしゃいませんか。定例会議は通常毎週火曜午前、霞ヶ
関の合同庁舎4号館で開催しており、どなたでも傍聴できます。開催案内や配布
資料はすべて原子力委員会ホームページでご覧いただけます。


━・・・━━ 部会情報等 ━━・・・━━・・・━━・・・━━・・・━━

●原子力委員会には調査審議組織として専門部会や懇談会等が設置されています。
これらの部会や懇談会等は原則として公開しており、どなたでも傍聴できます。
開催案内や配布資料はすべて原子力委員会ホームページでご覧いただけます。


●12月18日(金)に国際専門部会(第5回)を開催しました。
開催日時:平成21年12月18日(金) 10時00分〜12時00分
開催場所:東海大学校友会館「望星の間」(霞ヶ関ビル35階)
議題:・中間取りまとめについて
<主なやりとり等>
 事務局より「中間とりまとめ(案)」を説明した後、意見交換を行いました。
 委員からは、これまでの議論の感想やコメント、「中間とりまとめ」の今後の
政策や具体的な施策への期待等について発言がありました。
 部会におけるやりとりを踏まえて「中間取りまとめ」を座長がとりまとめ、後
日、原子力委員会に報告することとなりました。


※配付資料は以下のページでご覧いただけます。
 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/senmon/kokusaisenmon/siryo/5/index.htm


+-+-+-+-+-+-+ 事務局だより +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
「好奇心」

 10月から原子力委員会事務局のメンバーとしていっしょに仕事をさせて頂く
ことになりました。生まれも育ちも関西の私にとって、東京での生活は初めてな
ので、街をぶらぶらしたりして楽しんでいる今日この頃です。
 さて、私には2歳半と1ヶ月半の息子がいます。2週間に1回は週末に大阪に
帰り、彼らと過ごします。もちろん奥さんとも。東京に来るまでは毎日いっしょ
だったせいか、なかなか彼らの変化に気づくことが少なかったのですが、2週間
に1回しか会わないとなると、帰るたびに彼らの変化を目の当たりにします。長
男は、最近、急速に好奇心が旺盛になってきました。「これ何?何?」最近の長
男のお決まりのセリフです。何にでも興味を示して私に聞いてきます。私も昔は
こうだったのか?今はどうだろうか?年を重ねるにつれて、あらゆることに対し、
何か少し興味が薄くなってきているような。
 ただ、ここに来てから、色々な方と接し、今までとは違った視点で原子力分野
を見ることで、自分の中で眠っていた好奇心がムクッと再び起き出してきたよう
な気がします。今後もこの感覚を持続させ、あらゆることに好奇心を持って仕事
に取り組んでいきたいと思います。
(東)

●次号配信は、平成22年1月14日(金)午後の予定です。

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発行者:内閣府原子力政策担当室(原子力委員会事務局)
○ご意見、ご感想、ご質問などはこちらへ 
 https://form.cao.go.jp/aec-melmaga/opinion-0002.html
○配信希望、アドレス変更、配信停止などはこちらへ
 https://form.cao.go.jp/aec-melmaga/opinion-0001.html
○原子力委員会ホームページ  http://www.aec.go.jp/
○このメールアドレスは発信専用のため、ご返信いただけません。
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