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<核融合会議>


第107回

〔日時〕 1991年9月19日(木) 14:00〜16:30

〔議題〕
(1) 平成4年度核融合関連予算概算要求について
(2) 日米核融合協力/負イオン源を用いた中性粒子入射装置に関する共同開発について
(3) 平成3年度原子力委員会委託調査について
(4) JT−60の現況について
(5) 逆磁場ピンチに関する研究の現況について
(6) 大型ヘリカル装置計画の現状について
(7) ITER/CDAのレビューについて
(8) 核融合研究開発に係る基本問題の検討について
(9) その他

〔議事概要〕
(1) 事務局及び文部省より、資料に基づき平成4年度核融合関連予算概算要求について説明があった。

(2) 事務局より資料に基づき、負イオン源を用いた中性粒子入射装置の共同開発に関する附属書が、日本原子力研究所と米国エネルギー省(米国側実施機関はローレンスバークレー研究所)との間に今秋締結される予定であるとの説明があった。

(3) 事務局より資料に基づき、「核融合炉工学研究開発の現状と将来展望に関する調査」が平成3年度の原子力委員会委託調査として、社団法人日本原子力学会に委託される予定であるとの説明があった。

(4) 吉川委員より資料に基づき、大電流化改造と重水素を用いるための施設整備を行った後の最近のJT−60の実験成果について報告があった。

(5) 電子技術総合研究所より資料に基づき、逆磁場ピンチに関する電子技術総合研究所及び国外における研究の現状について報告があった。

(6) 飯吉委員より資料に基づき、核融合科学研究所における大型ヘリカル装置建設の計画及び現状について報告があった。

(7) 日本原子力研究所より資料に基づき、日本原子力研究所那珂研究所におけるITER/CDAのレビューについて説明があった。
 引き続き、事務局より資料に基づき、ITER概念設計国内レビュー委員会の設置案について説明があった後、討議が行われ、原案のとおり了承された。また、その構成員の選定に関しては宮島座長に一任することが了承された。

(8) 事務局より資料に基づき、核融合研究開発基本問題検討分科会の設置案についての説明があった後、討議が行われ、原案のとおり了承された。また、その構成員の選定に関しては宮島座長に一任することが了承された。

(9) 事務局より、9月11日−13日にウィーンで開催されたITERワーキンググループ会合についての報告が行われた。

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