前頁 | 目次 | 次頁

第3回 IAEA供給保証委員会(CAS)報告


原子力局核燃料課

1 期 間 昭和56年6月15日(月)〜6月17日(水)
2 場 所 オーストリア ウィーン IAEA本部
3 参加国 48ケ国、3国際機関
4 日本側出席者
浜本公使、興、桂、国方(以上外務省)、白尾(科技庁)、岩井(通産省)
5 議事概要

(1) 冒頭オスレドカー議長より、今回会合では、今後CASで検討すべきトピックスのリストを作成すること、従来どおりコンセンサス方式で検討を進めることなどの発言があった。

(2) 南アフリカの参加に対しエジプト等から抗議があったが、議長発言によりCASの参加国はオープンとなっているため、出席の制限はCASの権限外であり、同抗議については、文書に記録し、理事会に報告することとなった。

(3) 前回一般演説を行わなかったハンガリー、韓国及びメキシコから供給保証についての一般演説が行われた。

(4) CASで検討すべきトピックスについては、各国から発言を求め、最終的には56のトピックスがノンペーパーとして取りまとめられた。

(5) これらのトピックスを「緊急時及びバックアップメカニズム」「保障措置」及び「国際原子力貿易・協力及び核不拡散に関する原則」等8テーマに分け、次回会合においては、これらテーマについて若干の修正を行った後、「緊急時及びバックアップメカニズム」及び「CASの付託事項に沿った原子力分野での国際協力の原則」を取りあげることとされた。

前頁 | 目次 | 次頁