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第5回 IAEA主催国際プルトニウム貯蔵(IPS)専門家会合報告


原子力局核燃料課

 期間 昭和56年5月25日(月)~5月28日(木)
 場所 オーストリア ウィーン IAEA本部
 参加国 28か国、2国際機関
 日本側出席者 坂内(科技庁)、当田(外務省)、大関(通産省)、秋元(三菱金属)、坂入(中部電力)、梅沢(原研)
 議事概要
(1) 開会挨拶

 エクランドIAEA事務局長が、原子力平和利用及び核不拡散の両者の観点からIPSが有益であること等を内容とする開会挨拶を行った。

(2) 議長の選出

 新議長として、ブラジルのバロス公使が選出された。

(3) 一般演説

 19か国から一般演説が行なわれた。我が国からは、坂内代表が、IPSに関する我が国の基本的考え方について演説を行った。

(4) IPS基本協定について
 IPSの基本協定に関し討議を行った。主な検討項目は、次の3点であった。①IAEAとIPS参加国間で締結する協定の形式②IPSに関する決定機構③IPS貯蔵庫からのプルトニウムの返還手続き
(5) TAG会合等からの報告

 本会合の下部組織であるTAG(Technical Advisary Group)及びIPSと保障措置に関するワーキング・グループから、審議結果の報告があった。

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