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資料4

昭和55年度の原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて


昭和56年1月13日
原子力委員会

 昭和55年度の原子力委員会による海外原子力関係者の招へいを下記のとおり行う。

1. 被招へい者
 ハマースミス病院速中性子線治療部部長 マリー・カテラル
Mary Catterall
Consultant in charge,Fast Neutron Clinic,Medical Research CounCil,Cyclotron Unit,Hammersmith Hospital

2. 招へい目的

 マリー・カテラル氏は、ハマースミス病院(ロンドン)における速中性線治療グループのリーダーとして、速中性子線による癌治療の基礎を確立した速中性子線治療における世界の第一人者である。速中性子線治療は将来の重イオンによる治療に連なる重要な役割を持っており、氏の豊富な臨床経験に基づく示唆は日本における粒子線治療の発展のために大きく寄与するものと思われる。

3. 招へい期間
昭和56年2月10日(火) 日本着
昭和56年2月21日(土) 日本発
(参考)
 カテラル ハマースミス病院速中性子線治療部部長略歴
1952年 ロンドン大学卒業(内科学士、外科学士)
 ロンドン病院勤務
1959年 リーズ総合病院上級講師(呼吸器科)
1964年 ミドルセックス病院講師(臨床生理学科)
1966年    〃   上級講師(放射線治療部)
1969年 ハマースミス病院速中性子線治療部部長
 ロンドン大学助教授

第3回(定例)

〔日時〕昭和56年1月20日(火) 10:30〜11:10
〔議題〕
(1) 東京電力(株)柏崎・刈羽原子力発電所の原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)について(諮問)
(2) その他
〔審議事項等〕
(1) 議事録の確認

 「第2回原子力委員会定例会議議事録」(案)を了承した。

(2) 東京電力(株)柏崎・刈羽原子力発電所の原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)について(諮問)

 昭和56年1月16日付け55資庁第13150号をもって、通商産業大臣より諮問を受けた標記の件について、通商産業省より資料に基づき原子炉の設置変更(原子炉施設の変更)の理由、内容等について説明がなされ引き続き審議することとした。

第4回(定例)

〔日時〕昭和56年1月27日(火) 11:10〜11:50
〔議題〕
(1) 日本ニュクリア・フュエル(株)における核燃料物質の加工事業の変更許可について(諮問)
(2) その他
〔審議事項等〕
(1) 議事録の確認

 「第3回原子力委員会定例会議議事録」(案)を了承した。

(2) 日本ニュクリア・フュエル(株)における核燃料物質の加工事業の変更許可について(諮問)

 昭和56年1月19日付け56安(核規)第11号をもって、内閣総理大臣より諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき核燃料物質の加工事業の変更の理由、内容等について、説明がなされ、引き続き審議することとした。

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