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〈原子力委員会〉



第1回(臨時)


〔日時〕昭和52年1月7日(金)11:30~12:00

〔議題〕原子力委員会委員長代理の指名について

〔審議事項〕
 原子力委員会委員長代理の指名について

 宇野委員長は、原子力委員会設置法第7条第3項に基づき、原子力委員会委員長代理に井上委員を指名した。


第2回(臨時)


〔日時〕昭和52年1月21日(金)10:30~12:00

〔議題〕
1 動力炉・核燃料開発事業団東海事業所における核燃料物質の使用の変更に係る安全性について(答申)
2 昭和52年度原子力関係予算について

〔審議事項〕
1 動力炉・核燃料開発事業団東海事業所における核燃料物質の使用の変更に係る安全性について(答申)

 事務局から、資料「動力炉・核燃料開発事業団東海事業所における核燃料物質の使用の変更(プルトニウム燃料第2開発室の変更)に係る安全性について(報告)」及び「同使用の変更に係る安全性について(答申)(案)」に基づき説明があり審議を行った。

 その結果、本変更は安全上支障がないものと認め、科学技術庁長官あて答申することを決定した。

 なお、本変更の内容は、製造する燃料の仕様の変更に対応するため、高速炉燃料製造設備のうち、ペレットの製造工程、燃料集合体の組立工程等に係る設備の追加、改造等を行うものである。

2 昭和52年度原子力関係予算について

 事務局から、資料「昭和52年度原子力関係予算総表、政府原案重要事項別総表及び電源開発促進対策特別会計総表」に基づき説明があり、これを了承した。


第3回


〔日時〕昭和52年1月25日(火)14:00~14:30

〔議題〕
1 動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設の一部変更に係る安全性について(諮問)
2 東京電力㈱福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更について(諮問)
3 九州電力㈱玄海原子力発電所の原子炉の設置変更について(答申)

〔審議事項〕
1 動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設の一部変更に係る安全性について(諮問)

 事務局から、資料「動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設の一部変更に係る安全性について(諮問)」、「同施設の一部変更に係る安全性について(指示)(案)」及び「(再処理施設の安全性に関する書類)の一部変更について(概要)」に基づき説明があり審議を行った。

 その結果、原案どおり核燃料安全専門審査会会長あて指示することを決定した。

 なお、本変更の内容は、プルトニウム製品の貯蔵能力を増すために、分離精製工場地下にあるウラン製品貯蔵セルをプルトニウム製品貯蔵セル及び弁操作室に転用し、約500lの貯槽4基及びグローブボックスを設置するものである。

2 東京電力㈱福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更について(諮問)

 事務局から、資料「東京電力㈱福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(2号炉増設)について(諮問)」、「同設置変更に係る安全性について(案)」及び「同設置変更許可申請の概要」に基づき説明があり審議を行った。

 その結果、原案どおり原子炉安全専門審査会会長あて指示することを決定した。

 なお、本設置変更の内容は、2号炉を増設するものである。

3 九州電力㈱玄海原子力発電所の原子炉の設置変更について(答申)

 事務局から、資料「九州電力㈱玄海原子力発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉施設の変更)について(答申)(案)」に基づき説明があり審議を行った。

 その結果、本設置変更は許可してさしつかえないものと認め、内閣総理大臣あて答申することを決定した。

 なお、本設置変更の内容は、使用済燃料貯蔵設備の貯蔵能力を従来の、約6/3炉心相当分から約10/3炉心相当分に増強するものである。


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