〔日時〕昭和40年2月17日(水)14.00〜16.00
〔議題〕
I 審議事項
1.昭和40年度原子力平和利用研究委託費等に係る交付方針、試験研究題目および申請書の提出期間について
2.昭和電工(株)の技術輸入申請(甲種)について
II 報告事項
1.日立造船(株)の技術輸入申請(乙種)について
〔審議決定事項および報告事項〕
1.昭和40年度原子力平和利用研究委託費等に係る交付方針、試験研究題目および申請書の提出期間について
事務局から「昭和40年度原子力平和利用研究委託費に係る試験研究題目および申請書の提出期間」の説明があり、了承された。
2.昭和電工(株)の技術輸入申請(甲種)について
事務局から「昭和電工(株)の技術輸入申請(甲種)について」の説明があり、了承された。
3.報告事項
事務局から「日立造船(株)の技術輸入申請(乙種)について」について報告があり、また、兼重委員から2月15日に原子力潜水艦寄港問題に関し学術会議と行なった懇談の状況について報告があった。
〔日時〕昭和40年3月3日(水)14.00〜16.30
(会議の開催に先立ち、原子力局長から、愛知委員長が有沢委員を委員長代理として指名した旨、報告があった。)
〔議題〕
1.昭和40年度原子力開発利用基本計画について
2.西独科学研究省カルテリーリ次官の招へいについて
3.原子力委員会議事運営規則の改正について
〔審議決定事項および報告事項〕
1.西独科学研究省カルテリーリ次官の招へいについて
事務局から「西独科学研究省カルテリーリ次官の招へいについて」の朗読、説明があり了承された。
2.昭和40年度原子力開発利用基本計画について
事務局から「昭和40年度原子力開発利用基本計画(案)」について説明があり、意見の交換があったが、常勤委員を中心として検討のうえ、次回の定例会議で審議決定することとなった。
3.原子力委員会議事運営規則の改正について
事務局から「原子力委員会の議事運営について」および「原子力委員会議事運営規則の改正について(案)」について説明があり、一部修正の上決定された。
〔日時〕昭和40年3月10日(水)14.00〜16.45
〔議題〕
1.昭和40年度原子力開発利用基本計画について
2.昭和40年度核原料物質探鉱計画について
3.日本原子力研究所東海研究所原子炉施設の変更に係る安全性について(JRR−2に対するインパイルループTLG−1−50およびJRR−3に対するインパイルループLHTLの設置)
4.原子力施設地帯整備問題について
5.核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の改正法案について
〔審議決定事項〕
1.昭和40年度原子力開発利用基本計画について
事務局から「昭和40年度原子力開発利用基本計画(案)」について説明があり、審議の結果一部修文の上決定された。
2.昭和40年度核原料物質探鉱計画について
事務局から「昭和40年度核原料物質探鉱計画(案)」の朗読および説明があり、審議の結果原案どおり決定された。
3.日本原子力研究所東海研究所原子炉施設の変更に係る安全性について(JRR−2に対するインパイルループTLG−1−50およびJRR−3に対するインパイルループLHTLの設置)
事務局から「日本原子力研究所東海研究所原子炉施設の変更に係る安全性について(答申)」の朗読および説明があり、原案どおり内閣総理大臣へ答申することが決定された。
4.原子力施設地帯整備問題について
事務局から原子力施設地帯整備専門部会における審議の経緯および「東海地区原子力施設地帯整備について(案)」の説明があり、意見の交換が行なわれたが今後さらに打合せ会などで検討することとなった。
5.核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の改正法案について
事務局から「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案」について説明があり了承された。
〔日時〕昭和40年3月11日(木)14.00〜16.00
〔議題〕
1.昭和40年度原子力平和利用研究委託費、同研究費補助金に係る試験研究題目について
2.核燃料物質の所有方式について
〔議事概要〕
1.昭和40年度原子力平和利用研究委託費、同研究費補助金に係る試験研究題目について
事務局から配布資料に 基づき報告があった。
2.核燃料物質の所有方式について
事務局から、特殊核物質の所有方式の態様ならびにその得失および燃料サイクルに関する資料の説明があり、各参与から意見の交換が行なわれた。
〔日時〕昭和40年3月5日(金)13.30〜18.00
〔議題〕
1.委員の異動について
2.第17部会(インパイルループ)審査結果の報告、審議について
3.第18部会(JMTR)中間報告について
4.その他
(1)内田委員帰朝報告
(2)国内原子炉の現状について
〔議事概要〕
1.委員の異動について
事務局から、原子力局次長の異動にともない鈴木委員の後任として武安義光氏が任命され、また、2名の空席のあった審査会委員として、折原洋教授(航海訓練所)、都甲泰正助教授(東大)が3月5日付をもって任命される旨の報告があった。
2.第17部会(インパイルループ)審査結果の報告
資料に基づき、内田部会長から概要説明があり、検討の結果、一部の表現を改め第17部会(LHTL,TLG−1−50)報告書は了承された。
3.第18部会(JMTR)中間報告について
資料に基づき、渡辺部会長から審査の経過説明ののち、検討に移った。その結果、今回の報告は部会のディスカッションの内容を良く盛っていると思われるが、形式的にまだ整っていないので、次回に中間報告を出すことを目標として審議することとなった。
4.その他
(1)内田委員から米国で行なわれた原子炉敷地問題に関する学会についての帰朝報告があった。
(2)事務局から、原子炉等規則制法の改正、国内原子炉の現状について説明があった。
<専門部会>
原子力事業従業員災害補償専門部会
策9回
〔日時〕昭和40年3月18日(木)14.00〜16.30
〔議題〕
原子力事業従業員の原子力災害補償に必要な措置について(専門部会答申案)
〔議事概要〕
答申案について検討した結果、骨子については同意がえられたが、労災法に関する具体的改正案の提案をもりこむかどうかなど細部について問題が残り、さらに討議を重ねることになった。
〔日時〕昭和40年3月9日(火)13.30〜17.00
〔議題〕
原子力船運航基準(案)の検討について
〔議事概要〕
1.環境小委員会の小委員長から、「はしけだまり」等についての審議結果の報告があった。
2.事務局から、原子炉等規制法改正案要綱の説明が行なわれた。
3.第3回の専門部会において指摘された問題点に関して、事務局から原子力船運航基準の2次案を提出した。
2次案について、(1)事故の定義(2)線量の数値の表現(3)準管理地帯の内容等に関して意見が出された。4.つづいて、1次案の審議未了部分について審議が行なわれ、沿岸航行に関する表現が一部修正された。また、基準の画一化について議論があった。その他海水汚染の問題についても議論があり、線量小委員会でさらに検討することとなった。
〔日時〕昭和40年3月1日(月)13.30〜18.30
〔議題〕
1.原子燃料公社再処理施設の安全上の問題点について
2.原子燃料公社再処理施設の事故想定について
〔議事概要〕
1.原子燃料公社再処理の問題点に関する今後の審査のすすめ方について、事務局試案を中心として審議した結果、本件については、なお検討すべき点が残っているので、次回以降に結論を出すこととなった。
2.原子燃料公社再処理施設において考えるべき事故について、事故小委員会の報告を中心として審議した結果、原子燃料公社から、2、3の資料を提出せしめたうえ、事故小委員会においてさらに検討を続けることとなった。
〔日時〕昭和40年3月18日(木)14.00〜16.30
〔議題〕
1.動力炉開発の進め方について
〔議事概要〕
動力炉開発懇談会の今後の審議の進め方について説明があり、了承された。さらに、事務局から「中間的意見のとりまとめ」の要旨(案)が提出され、動力炉開発の進め方についての検討が行なわれた。
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