<専門部会> 原子力船安全基準専門部会 第1回 〔日時〕昭和39年9月15日(火)13.30〜16.30 〔議題〕 1.部会長選出および部会長代理の指名 2.部会設立の経緯 3.原子力船の安全に関する規制について 4.「原子炉立地審査指針」について 5.運輸省造船技術審議会原子力船安全部会「原子力船安全基準(案)」について 6.サバンナ号入港基準について 7.部会の審議、運営方針について 〔議事概要〕 1.部会長に山県昌夫委員(海事協会会長)が選出され、また代理には吉識雅夫委員(東大教授)が指名された。 2.事務局から本専門部会の設立の経緯を説明しこれに対しこの部会の審議事項とサバンナ号入港時の基準との関連について討論があった。 3.事務局から原子力船に対する規制法上の規制、在来船の安全確保の方法、海上人命安全条約での原子力船に対する勧告等について説明があった。 また「公衆」という意味のとり方について討論があった。 4.事務局から「原子炉立地審査指針」について説明があった。これに対し、国民遺伝線量のとり方等について質疑があった。 5.高田委員(運輸省原子力船管理官)から運輸省造船技術審議会原子力船安全部会でとりまとめてきた「原子力船安全基準(案)」について説明があった。 6.事務局からサバンナ号の入港基準、米国敷地基準および原子炉立地審査指針について説明があった。 7.事務局から部会の審議、運営方針について事務局案の説明があり審議の結果部会の中に、総括、事故想定、線量、環境の小委員会を設け作業を進めることにした。各小委員長には、山県、内田、江藤、折原の各委員がそれぞれ決定された。 放射能専門部会 第37回 〔日時〕昭和39年9月8日(火)9.00〜12.00 〔議題〕 1.第14回国連科学委員会について 2.その他 〔議事概要〕 議題(1)について去る6月29日から7月10日までニューヨーク国連本部で開催された第14回国連科学委員会に日本政府代表および代表として下記3名が出席し、日本政府代表として出席した塚本憲甫(放医研所長)から同委員会代表団報告書の提出があり、その内容について説明があり了承した。 記 塚本憲甫(日本政府代表)放医研 〔その他〕 なお、上記議事終了後、原子力潜水艦寄港に伴う放射能調査計画について委員各位に説明し意見を求めた。
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