最近の放射能の降下状況について なお、地上のセシウム−137、ジルコニウム−95、ニオブ−95等の放射性降下物の放出するガンマ線による空間線量は昨年秋から本年秋の年間で約30ミリレントゲン前後であろうと思われる。これによって人体の受ける線量はこの値の数分の1程度と推定されている。これらの核種のうち、セシウム−137は今後相当の期間にわたって地上にあるが、ジルコニウム−95、ニオブ−95のような寿命の長くないものについては漸次減少するものと思われる。
12月18日(火) 第30回放射能対策本部幹事会 |