委員会日誌

第32回

〔日時〕昭和36年9月6日(水)14.15〜17.00

〔配布資料〕
(1)IAEA第5回総会について
(2)IAEA第5回総会の一般討論における代表演説に盛り込むべき事項
(3)IAEA第5回総会日本政府代表団の構成について
(4)三菱原子力工業(株)の技術輸入申請(甲種)の承認について
(5)海外出張について
(6)ユーゴスラビアの試験動力炉開発計画について
(7)原子炉安全専門審査会運営規程(案)

〔審議決定および報告事項〕
(1)37年度予算折衝の進捗状況について
 島村官房長から37年度予算折衝の進捗状況について報告があった。

(2)三菱原子力工業(株)の技術輸入申請の承認について
 事務局から資料4により報告があった。

(3)IAEAの第5回総会について
 事務局から資料1により報告があった。

(4)IAEA第5回総会日本政府代表団の構成について
 事務局から資料3により報告があった。

(5)三木原子力委員長の海外出張について
 資料5により事務局から説明があり了承された。

(6)原子炉安全専門審査会運営規程について
 事務局から資料7により説明があり決定された。

(7)ユーゴスラビアの試験動力炉開発計画について
 事務局から資料6により報告があった。

(8)IAEA第5回総会の一般討論における代表演説に盛り込むべき事項について
 事務局から資料2により説明があり了承された。

第33回

〔日時〕昭和36年9月11日(月)10.20〜11.20

〔配布資料〕
(1)核燃料物質の所有方式について
(2)説明書
(3)使用済燃料について
(4)核燃料物質の所有方式について(閣議了解案)

〔審議決定および報告事項〕
(1)核燃料物質の所有方式について
 事務局から資料1の説明があり、決定した。また上記の決定に関する説明について資料2のとおり決定した。

(2)使用済燃料について
 事務局から資料3の朗読があり決定した。

(3)核燃料物質の所有方式に関する閣議了解案について
 事務局から資料4の説明があり了承した。

第34回

〔日時〕昭和36年9月13日(水)14.10〜17.30

〔配布資料〕
(1)原子炉等規制法関係総理府令等の改正および制定について
(2)核原料物質または核燃料物質の製錬の事業に関する規則の一部を改正する命令(案)
(2−1)原子炉の設置、運転等に関する規則の一部を改正する総理府令
(2−2)核燃料物質の使用等に関する規則の一部を改正する総理府令(案)
(2−3)国際規制物質の使用に関する規則
(2−4)核原料物質、核燃料物質および原子炉の規制に関する法律第二条8項の国際規制物質について
(3)日独科学技術者の交流計画について
(4)IAEAのInspectorについて
(5)原子力委員会による外国人技術者招へいの件
(6)原子力船舶推進分野における欧州の共同活動の可能性について(ENEA調査グループ報告)
(7)核燃料の取扱について
(8)昭和37年度原子力関係予算見積方針
(9)原子力船責任条約について(案)

〔審議決定および報告事項〕
(1)第5回IAEA総会について
 わが国代表団に対する日本政府訓令方針の概要について、外務省科学課長から説明があった。

(2)原子力メモ(第73号)について
 事務局から原子力船舶推進分野における欧州の共同活動の可能性について資料6により報告があった。

(3)核燃料物質の所有方式に醜する閣議、次官会議等の結果について
 事務局から提出原案通り決定した旨の報告があった。なおあわせて事務局から資料7の説明があった。

(4)原子炉等規制法関係総理府令等の改正および制定について
 事務局から資料1、資料2、資料2の1、資料2の2、資料2の3資料2の4により要点の説明が行なわれた。

(5)日独科学技術者の交流計画について
 事務局から資料3により、報告があった。

(6)IAEAのInspectorについて
 事務局から資料7により報告があった。

(7)原子力委員会による外国人技術者招へいの件について
 事務局から資料8により確認を求めたが、原子力委員会として結論はしばらく保留することに決定した。

(8)昭和37年度原子力関係予算について
 事務局から8月23日の原子力委員会の決定一部変更の提案があり決定した。

(9)原子力船責任条約について
 事務局から、原子力船責任条約については打合わせ会で検討したい旨の提案があり了承された。

第35回

〔日時〕昭和36年9月27日(水)14.00〜17.40

〔配布資料〕
(1−1)核燃料経済専門部会第3次中間報告書
(1−2)再処理経済小委員会報告書(参考資料)
(2)日米原子力産業会議の開催計画について
(3)第4回日本アイソトープ会議の開催について
(4)IAEAアイソトープトレーニングセンターの設立構想について
(5)欧州原子力機関に対するわが国の半均質炉の研究成果送付ならびにドラゴン計画関係者の招へいについて
(6)原子力損害の賠償に関する法律施行令について
(7)原子力損害賠償補償契約に関する法律施行令について(案)
(8)日本原子力研究所の軽水減速型臨界実験装置における核燃料物質使用、(株)日立製作所の臨界実験装置における核燃料物質の使用および学校法人五島育英会原子炉施設の変更の安全性について(答申案)
(9)株式会社日立製作所の軽水減速臨界実験装置における核燃料物質の使用の安全性について
(10)日本原子力研究所の軽水減速臨界実験装置における核燃料物質の使用の安全性について
(11)学校法人五島育英会原子炉施設の変更の安全性について
(12)国際原子力機関第5回総会における三木日本政府代表の一般討論演説について
(13)JRR-2の1,000kW運転実績と3,000kW出力上昇計画について
(14)欧州石油視察団日程

〔審議決定および報告事項〕
(1)JRR−2の出力上昇について
 事務局から資料13により報告があった。

(2)有沢原子力委員の海外出張について
 有沢原子力委員から海外出張に出る旨の報告があり了承された。

(3)IAEA9月理事会および第5回総会について
 事務局から今日までの経緯について報告があった。

 なお、事務局から本総会における三木日本政府代表の一般討論演説(資料12)についての報告があった。

(4)IAEAアイソトープトレーニングセンターの設立構想について
 事務局から資料5の説明があり了承された。

(5)欧州原子力機関に対するわが国の半均質炉の研究成果送付ならびにドラゴン計画関係者の招へいについて
 事務局から資料5の説明があり了承された。

(6)日本原子力研究所の軽水減速型臨界実験装置における核燃料物質使用、(株)日立製作所の臨界実験装置における核燃料物質の使用および学校法人五島育英会原子炉施設の変更の安全性について
 事務局から資料9、資料10、資料11によりそれぞれ原子炉安全審査会長からの審査結果についての報告があり、3件とも了承された。

(7)核燃料経済専門部会中間報告について
 事務局から、資料1の1および資料1の2により1日1t当たりの仮想再処理工場の建設費および操業費の計算についての報告があった。

(8)日米原子力産業会議の開催について
 事務局から資料2により同会議の実施計画の概要についての報告があった。

(9)第4回日本アイソトープ会議の開催について
 事務局かち資料3により同会議の実施概要の報告があった。

(10)原子力損害の賠償に関する法律施行令について
 事務局から資料6により説明があり、今後なお検討することで了承された。

(11)原子力損害賠償補償契約に関する法律施行令について
 事務局から資料7により説明があり、了承された。