第2回第2種放射線取扱主任者試験の施行について

 昨年5月の放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(昭和32年法律第167号)の一部改正に伴い、放射線取扱主任者免状は、第1種と第2種とに区分され(従来の免状は、第一種として取り扱われる)、同年11月12日、13日の両日新法下最初の試験が行なわれたが、本年4月9日(日)第2種免状に係る試験のみが行なわれた。

 今回の試験の受験者数(欠席者を除く)は、東京、大阪両試験場合わせて371名(うち女性1名)で、試験課目は、法令、管理技術1及び管理技術2の3課目について、それぞれ2時間ずつ行なわれた。

 受験者の内訳をみると、厚み計、液面計等の小線源の現場取扱者、密封線源輸入商社の社員等が大半を占めているが、T大学原子力工学専攻の学生が相当数受験していたのが目を引いた。

 今回の試験の合格者の発表は、5月上旬に行なわれる予定である。

 なお、第一種免状に係る試験は、9月上旬に施行される予定である。