委員会日誌 第27回 〔日時〕昭和34年7月8日(水)14.10〜16.30 〔議題〕 〔配付資料〕 〔審議決定および報告事項〕 (1)専門部会の経過報告 島村次長から災害補償専門部会、井上核燃料課長から核燃料専門部会および再処理専門部会の経 過報告があった。 (2)亘理放射線安全課長の帰国報告 亘理放射線安全課長からILO放射線委員会の審議結果について報告があった。 (3)太田調査課長の帰国報告 太田調査課長からIAEAの理事会の審議事項のうち保障措置についての審議結果について報告があった。 (4)南ア連邦原子力庁委員Koch氏との懇談について 石川委員から7月7日のKoch氏との懇談について報告があった。 (5)学校法人立教学院の原子炉の設置について この件について総理大臣あてに委員長名で提出する答申案について内容説明があり、一部字句の訂正を行った上これを了承した。 (6)参与会の開催について 次回の参与会は7月23日午後2時から行うことになった。 (7)コールダーホール炉の安全審査部会の審査について 局長から審査の状況につき報告があった。 第28回 〔日時〕昭和34年7月15日(水)14.10〜16.40 〔議題〕 〔配布資料〕 〔審議決定および報告事項〕 (1)原子炉安全審査専門部会第7小委員会の中間報告について 島村次長から資料1のとおり小委員会がまとめ記者発表した旨報告があった。 (2)専門部会の委員について 資料2 〔災害補償専門部会の専門委員追加(案)〕を了承。 原研理事の委員会関係委員辞任の件については、この問題だけを別個に取り上げることをせず、原研に改革案の実施を督促することになった。 (3)原子力都市計画法について 原子力都市計画法の立案について建設省および首都圏整備委員会と打合せた結果につき井上政策課長から報告があった。また本件に関する非公式会合のメンバーについても事務局案の提示があった。 (4)原子力船研究協会の要望について 井上政策課長から要望書(資料4 )の説明および原子力局と運輸省の分担につき打合せ結果の報告があり、了承された。 (5)動力試験炉の購入について 規制課長から資料6の説明があり、審議の結果、 IGEの第2次案について審議した。 (6)ベルギーからの天然ウランの購入について 山口事務官から本件に関する在ベルギー大使からの通信(資料5)の説明があり、在ベルギー大使の案通り改めることが了承された。 第29回 〔日時〕昭和34年7月29日(水)15.05〜16.50 〔議題〕 〔配布資料〕 〔審議決定および報告事項〕 (1)大型実用原子炉の安全性に関する公聴会について 標記公聴会について公述人の選定、公聴会次第について原案が提出され、進行規則書手続について討議が行われ、了承された。 (2)水性均質臨界実験装置の安全性について(答申) 本件について内閣総理大臣あて原子力委員会の答申案が提出され、一部訂正の上決定された。 (3)原子炉安全審査専門部会について 7月28日開催された安全審査専門部会の審議について報告があった。 (4)原子力施設周辺地帯整備法案懇談会 標記懇談会についてメンバーの原案が提出され、当面は非公式の機関として8月8日に第1回の会合を開くことになった。 (5)第1回原子炉主任技術者試験の合格者について 第1回原子炉主任技術者試験の合格者の決定について報告があった。 (6)昭和34年度IAEAアイソトープ研修生受入れについて IAEAから推薦のあった研修生の受入れについて候補者、受入れ機関等の報告があった。 |