原子力委員会日誌

第18回〜第21回

第18回

〔日 時〕昭和34年5月6日(水) 14.20〜17.30

〔議 題〕
(1) IAEA主催の原子力船の運行安全性セミナーについて
(2) IAEA共催の放射線による食物の保存国際会議について
(3)島村次長帰朝報告

〔配付資料〕
(1)第7回核融合専門部会議事録
(2)第9回核燃料経済専門部会議事録

審議決定および報告事項

(1) IAEA主催の原子力船の運行安全性セミナーについて

 太田調査課長から説明があり、日本代表の候補者を各方面から出してもらうことになった。

(2) IAEA共催の放射線による食物の保存国際会読について

 太田調査課長から説明があり、各方面へ出席の希望あるや否を問い合わせることになった。

(3)島村次長から帰朝報告があった。

第19回

〔日 時〕昭和34年5月13日(水) 14.00〜15.40

〔議 題〕
(1)委員長帰朝報告
(2)日加協定合意議事録について

審議決定および報告事項

(1)高碕委員長および藤波原子炉規制課長から訪米中の視察状況について報告があった。

(2)日加協定合意議事録について太田課長から説明があり、了承された

第20回

〔日 時〕昭和34年5月20日(水) 14.10〜16.45

〔議 題〕
(1)関西研究用原子炉の設置場所について
(2)核燃料検査に関する海外技術調査団の派遣について
(3) CP-5の燃料加工について
(4)カナダにおける交渉経過について
(5)原子力船シンポジウム準備会について

〔配布資料〕
(1) JRR-2燃料要素の加工についての中間報告
(2)核燃料検査に関する海外技術調査団の派遣について
(3)第13回放射能調査専門部会議事録
(4)第8回原子力災害補償専門部会議事録

審議決定および報告事項

(1)関西研究用原子炉の設置場所について

 標記原子炉の設置場所について大阪府を中心に選定が行われている旨報告があった。

(2)核燃料検査に関する海外技術調査団の派遣について

 本調査団の派遣要領について原案が提出され、人選その他は今後検討されることとなった。

(3) CP-5の燃料加工について

 JRR-2の燃料要素加工契約について中間報告があった。

(4)カナダにおける交渉経過について

 日加協定締結交渉ならびにIAEAの供給する天然ウランの加工状況につき報告があった。

(5)原子力船シンポジウム準備会について

 6月中に開催される原子力船シンポジウム準備会に原子力局倉本技官を出席させることを了承した。

第21回

〔日 時〕昭和34年5月27日(水) 14.00〜16.30

〔議 題〕
(1)日加協定について
(2)フランス政府の原子力関係奨学生について
(3)核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律施行令の一部を改正する政令および核燃料物質の使用等に関する規則の一部を改正する総理府令について
(4)昭和34年度原子力平和利用研究費補助金、委託費の申請状況について
(5)日本原子力発電(株)の技術導入について
(6)日米濃縮ウラン賃貸借協定について
(7)昭和35年度原子力関係予算の主要問題点

〔配布資料〕
(1)昭和35年度原子力関係予算の主要問題点
(2)昭和34年度原子力平和利用研究費補助金交付申請一覧表
(3)昭和34年度原子力平和利用研究委託費交付申請一覧表
(4)日米濃縮ウラン賃貸借協定について
(5)核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律施行令の一部を改正する政令
(6)核燃料物質の使用等に関する規則の一部を改正する総理府令
(7)日加原子力協定案
(8)フランス政府の原子力関係奨学生についての資料

審議決定事項および報告事項

(1)日加協定案の説明があった。

(2)フランス政府の原子力関係奨学生について報告があった。

(3)核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律施行令の一部を改正する政令、核燃料物質の使用等に関する規則の一部を改正する総理府令について報告があった。

(4)昭和34年度原子力平和利用研究費補助金、委託費の申請状況について報告があった。

(5)日本原子力発電(株)の技術導入について経過の報告が行われた。

(6)日米濃縮ウラン賃貸借協定について交渉経過の報告が行われた。

(7)昭和35年度原子力関係予算の主要問題点について審議された。