日時 昭和32年12月25日(水)
場所 人事院ビル 原子力委員会会議室
出席者 山県(東大)、中田(運輸技研)、山下(運輸省)、岡野(原研)、嵯峨根代(原研)、
米田代(船主協会)、桜井代(造船工業会)、西脇代(東大)、稲生(三菱日本重工)
石川、藤岡両原子力委員会委員、
島村政策課長、荒木調査課長、藤波管理課長、
田宮、福永他担当官(原子力局)
議事概要
中田委員(原子力船調査会副会長)から調査会で行われた原子力船に関する設計研究について説明が行われ、各委員からこれについて質疑および討論がなされた。その結果原子力船の技術的経済的性能についてさらに詳細な調査研究を続ける必要性が認められた。次回は船会社および造船所で行われている研究状況を調査するため、海運造船大手筋15社(造船所:三菱日本重工業、新三菱重工業、三菱造船、三井造船、川崎重工業、播磨造船、石川島重工業、日立造船、浦賀船渠、日本鋼管。船会社:日本郵船、大阪商船、三井船舶、飯野海運、日産汽船。)の関係者に出席を求め、その説明を聞くことにした。
日時 昭和33年1月22日(水)
場所 首相官邸大広間
出席者 山県(東大)、中田(運輸技研)、山下(運輸省)、岡野(原研)、嵯峨根代(原研)、
重光(海事協会)、米田(船主協会)、桜井代(造船工業会)、西脇(東大)、
稲生(三菱日本重工)、石川、藤岡両原子力委員会委員、
佐々木局長、島村政策課長、藤波管理課長、
田宮、川島、福永他担当官(原力局)、
海運5社、造船10社から前回の決定どおり出席
議事概要
造船、海運15社の代表者によって各社の原子力船に対する考え方、開発方針、研究状況、試験設計の概要が発表された。その内容を第1表、第2表に示す。
第1表 各社の原子力船試験設計概要一覧表