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関係機関

OECD/NEA第76回運営委員会について

原子力局



1.日 時 昭和63年4月28日(木)

2.場 所 OECD本部

3.出席者 NEA加盟国(23ケ国)からの出席者
IAEA、IEA、環境局(OECD)、ECの代表、NEA事務局長、事務局幹部
合計約70名
4.主要結果
(1)データバンク改組問題
 事務局から2月に開催されたアドホックワーキンググループ会合の結果の報告に続き審議が行われたが、新規サービスに対するコスト負担問題について、豪州を除き、非加盟国側(米、加、アイルランド等)が前向き姿勢の発言を行ったため、事務局原案の線で、調整を進めていくことで一応のコンセンサスが得られた。この場合、データバンクの既存業務が不当に圧縮されないこと、及びNEA事業全体の節約努力を継続することが確認された。

(2)来年度事業計画の大綱
 プライオリティ付けについて若干の議論が行われたのみで指摘事項はなく、事務局案のラインで検討を進めることが承認された。

(3)緊急時における公衆への情報伝達に関するワークショップ
 事務局からワークショップの結果について報告があり、各国からこの結果を歓迎する旨の発言があり、報告に示された勧告を踏まえてNEAとして今後の活動について検討することとなった。また、この種の情報交換を加盟国で行うことは重要であり、NEAはフォーラムの場を提供すべきこと、また、加盟国によるインフォーマルなネットワークの必要性についての発言があった。

(4)ウィーン・パリ両条約のJoint Protocol事務局からの説明に続き、一部の表現の変更の上了承された。

(5)FCC活動報告
 植松FCC議長から資料に基づきFCCの活動について説明があり、了承された。

(6)1989年開催シンポジウム計画
 事務局原案どおり了承された。

(7)第16次NEA活動状況報告
 事務局案が了承された。

(8)ビューロー改選
 現ビューロー(議長:米、ケネディ氏、副議長:フィンランド、マキペンティ氏及びオランダ、ディヨン氏)が再任された。

(9)次回会合
 本年9月27日(火)から28日(水)と決定された。


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