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原子力委員会

原子力委員会委員向坂正男氏逝去



 原子力委員会委員向坂正男氏は8月3日午後2時20分肺がんのため、虎の門病院で逝去された。

 同氏は、昭和13年、東大経済学部卒業後、満鉄に入社、経済安定本部を経て、37年経済企画庁総合計画局長、41年日本エネルギー経済研究所長、54年会長、55年国際エネルギー政策フォーラム議長等を歴任された。

 昭和60年3月、原子力委員会委員に就任し、特に核燃料サイクル、原子力開発利用長期計画の取りまとめといった、わが国の原子力政策の企画、推進に関し大きな役割を果たされるとともに、再処理推進懇談会、ウラン濃縮懇談会等の担当委員として、貢献された。

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