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第6回IAEA主催国際プルトニウム貯蔵(IPS)専門家会合の結果について


原子力局核燃料課

1 期間 昭和56年11月16日(月)~19日(水)
2 場所 オーストリア ウィーン IAEA本部
3 参加国 32か国 2国際機関
4 日本側出席者
坂内(科技庁)、川口(通産省)、坂入(中部電力)、梅沢(原研)、興(在オーストリア大使館)
5 議事概要
(1) IPSに関する諸手続きの審議

 本会合の下部組織である「IPSと保障措置に関するワーキング・グループ」がとりまとめた報告書のレビュを行った。特にこのうちプルトニウムの返還手続についてはIPSシステム、の中で最も重要な課題であることから非公式会議を開くほど積極的に各国の意見の調整が図られ、各国がほぼ合意できる案が作成された。

(2) 今後の作業予定について

 来年末を目途にIAEA事務局長への報告書を作成することになり次の手順により作業することになった。

① 57年6月までに、全てのサブ・グループの検討作業を完了する。

② 57年7月、2週間のドラフト・グループを開催し、IPS全体として整合性のとれた総合報告書を作成する。

③ 57年10月11日~22日、次回会合(第7回)を開催し、上記報告書を検討する。

(参考) プルトニウムの流れと必要な諸手続き

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