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新型転換炉実証炉評価検討専門部会の設置について


昭和55年1月29日
原子力委員会

1. 設置の目的

 新型転換炉は、昭和42年以来ナショナルプロジェクトとして動力炉・核燃料開発事業団が中心となって自主開発を推進しているものであり、原型炉に続く実証炉の建設について当委員会は原子力研究開発利用長期計画(昭和53年9月原子力委員会決定)において、「総合的な評価を行い、昭和50年代半ばまでに決定する」ものとしている。この評価検討に必要な情報及び資料は、原型炉「ふげん」の運転及び実証炉の設計等を通じて得られつつあるので、「新型転換炉実証炉評価検討専門部会」を設置し、新型転換炉実証炉の開発に関する今後の施策の確立に資するものとする。


2. 審議事項

 本専門部会は、次の諸事項について審議するものとする。

(1) 新型転換炉実用化の意議
(2) 新型転換炉の技術評価
(3) 新型転換炉の経済性評価
(4) その他必要な事項

3. 構成員

 本専門部会の構成員については、別途定める。


4. その他

 本専門部会に分科会を設け、本専門部会の審議に必要な調査検討を行う。


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