運営指導官の設置について

　NPTFの国内保障措置体制においては、我が国査察官が査察の際、核物質を取り扱う各事業所で収去した試料を、施設者と独立して分析することが必要である。

　このため、茨城県那珂郡東海村に保障措置分析所を建設してきたところであるが、今般、その建設が完了し、建設省が科学技術庁に同施設の引き渡しがなされた。

　これに伴い、保障措置分析所の運営の指導を行わせるため、本年８月１日付けで、原子力安全局保障措置課に運営指導官に設置した。