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日米高温ガス炉安全研究協力第1回情報交換会議の開催について


科学技術庁

 日米安全研究協力取極に基づいて高温ガス炉に関する第1回情報交換会議が開催された。

〔日時〕昭和52年9月15・16日
〔場所〕米国ブルックヘブン国立研究所
〔出席者〕
日本側 代表者 武谷清昭(原研動安部長)

 原研4名、民間企業22名 合計26名
米国側 代表者C.N.Kelber(NRC安全規制研究局次長)

 NRC、研究機関、大学等 合計約40名
〔会議の内容〕

(1)本件会議では、最初に日米両国の高温ガス炉に関する研究の紹介が行われたのち、2つのセッションに分かれて論文発表と討論が行われ、最後にレジメのパネルが開催された。

(2)2つのセッションのうち、第1の耐震セッションでは、研究概要の紹介、地盤と建物の相互作用、炉心耐震研究、コンポーネント耐震、PCRV耐震に関する問題が討議され、日本の基礎的研究及び実証試験研究でのレベルの高さが評価された。

(3)第2のヘリウム技術セッションでは、研究概要の紹介、ループ実験、炉心黒鉛、工学施設安全性に関する討論がなされた。

〔その他〕
 第2回会議は昭和53年11月日本で開催することとし、
i)事故評価
ii)ヘリウム技術
iii)耐震安全性

の3つのセッションを持つことが確認された。

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