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ベルヒッテスガーデン会議について


原子力局

 “IAEAプラズマ物理及び制御核融合研究国際会議”は、IAEA加盟各国の核融合関係の第一線の研究者、指導者が一堂に会し、基礎研究から核融合炉開発に至るまでの新しい知見と知識を交換し、核融合の研究開発の一層の発展を図ることを目的としている。

 第1回会議は昭和36年ザルツブルグ(オーストリア)で開催され、以後英国(カラム)、ソ連(ノボシビルスク)、米国(ウィスコンシン)とほぼ3年毎に開催してきた。第5回からは2年毎に開催することとなり、昭和49年11月の第5回東京会議に続き、標記ベルヒッテスガーデン会議が開催されることとなった。

1 会議名
 IAEA主催第6回プラズマ物理及び制御核融合研究国際会議

2 会議の日時と場所
 昭和51年10月6日〜13日 ベルヒッテスガーデン(西独)

3 ベルヒッテスガーデン会議の経緯

 IAEAの核融合関係の審議機関である国際核融合研究協議会(International Fusion Research Council)の第5回会合(昭和49年11月東京で開催)で、“第6回プラズマ物理及び制御核融合研究国際会議”を昭和51年10月、ベルヒッテスガーデンで開くことを決定した。

 その後、昭和50年11月、IAEA事務局よりベルヒッテスガーデン会議の開催通知が送られ、日本からの参加者及び提出論文の推薦を要請してきた。

 これに対し、科学技術庁原子力局は昭和51年2月核融合関係の研究機関、学会に対してベルヒッテスガーデン会議の開催及び論文募集について周知方依頼した。

 科学技術庁原子力局は国内論文選考委員会で申込みのあった論文について審査、選考し6月1日までにIAEA事務局へ提出することとなっている。


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