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〈原子炉安全専門審査会〉 第145回
〔日時〕昭和51年2月16日(月)13:30〜17:00
〔議事次第〕
1. 動力炉・核燃料開発事業団敦賀事業所の原子炉の設置変更(新型転換炉原型炉施設の変更)に係る安全性について
2. 九州電力株式会社玄海原子力発電所の原子炉の設置変更(1号原力炉施設の変更)に係る安全性について
3. 関西電力株式会社美浜発電所の原子炉の設置変更(1号、2号及び3号原子炉施設の変更)に係る安全性について
4. 炉心・熱設計検討会の報告について
5. PWR新型燃料検討会の報告について
6. 各部会及び各検討会の審議検討状況について
〔議事概要〕
1. 動力炉・核燃料開発事業団敦賀事業所の原子炉の設置変更(新型転換炉原型炉施設の変更)に係る安全性について
事務局から、変更の概要(圧力管の試験片を挿入した特殊燃料集合体を4体、炉心に装荷しようとするもの)について説明があり、審議を行った結果、これについては、第122部会を設置して審議を進めることとし、同部会構成委員として、三島(部会長)、安藤、木村の各審査委員及び宮園、森島の各調査委員が指名された。 2. 九州電力株式会社玄海原子力発電所の原子炉の設置変更(1号原子炉施設の変更)に係る安全性について
事務局から、変更の概要(第4領域燃料を除く取替燃料のU−235濃縮度を約3.4wt%から約3.1wt%に変更するもの)について説明があり、審議を行った結果、これについては、事務局において調査審議を行うこととし、その結果を、次回審査会に報告することとした。 3. 関西電力株式会社美浜発電所の原子炉の設置変更(1号、2号及び3号原子炉施設の変更)に係る安全性について
事務局から、「関西電力株式会社美浜発電所の原子炉の設置変更(1号、2号及び3号原子炉施設の変更)に係る安全性について(報告書案)に基づき、審議結果について説明があり、審議を行った結果、本変更後における、当該原子炉施設の安全性は確保し得るものと認められ、報告書案を一部訂正し、この旨原子力委員会委員長あて報告することが了承された。 4. 炉心・熱設計検討会の報告について
炉心・熱設計検討会(青木主査)から、「沸騰水型原子炉の炉心熱設計手法及び熱的運転制限値決定手法について、(炉心・熱設計検討会報告書−1)」に基づき、GETABの考え方に対する検討結果について説明があり、審議を行った結果、GETABの考え方を導入することも妥当であるものと認められ、同検討会報告書を基に、審査会の審査要領として作成することとし、この取扱いについては、事務局において検討を行うこととした。 5. PWR新型燃料検討会の報告について
PWR新型燃料検討会(武谷主査)から、「加圧水型原子炉に用いられる17行17列型の燃料集合体について(PWR新型燃料検討会報告書)」に基づき、17行17列型燃料集合体に対する検討結果について説明があり、審議を行った結果、当該検討結果は妥当であるものと認められ、同検討会報告書を基に、審査会の審査要領として作成することとし、今後同型の燃料集合体に対する審査は、これに基づき行うこととした。 6. 各部会及び各検討会の審議検討状況について
事務局から、「各部会及び各検討会審議検討状況報告書」に基づき総括説明があった。 |
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