J．コッククロフト卿の来日

11月17日、羽田着

　英国原子力公社理事コッククロフト卿（Sir John　Cockcroft）は三木原子力委員会委員長の招きに応じ、予定よりややおくれて11月17日午前2時36分ハーウェル研究所員P.W.マメリー氏を同伴羽田着で来日、次の日程のように約1週間にわたり講演、懇談、視察等を行う。

コッククロフト卿略歴

1897年5月28日生
マンチェスター大学およびケンブリッジ大学卒業
1928〜46年　ケンブリッジ大学、セント・ジョンズ・カレッジのフェロー
1936〜現在　連合王国学士院会員
1939〜46年　ケンブリッジ大学教授
1941〜44年　軍需省防空研究部長
1946〜54年　軍需省原子力部長
1948〜52年　英国放送協会技術諮問委員
1951年　　　ノーベル物理学賞受賞
1952〜54年　国防省国防研究政策委員会委員長および技術顧問
1954〜58年　連合王国原子力公社ハーウェル原子力研究所長
1958年〜現在　連合王国原子力公社理事

滞日中の日程

11月17日（月）羽田着来日（KLM865）午前2.36
　　　　　　　（午後）原子力委員会に拶挨(第3公邸)、リセプション(英国大使館)
　　18日（火）（午前）記者会見(人事院ビル)、原子力委員会午餐会(霞友会館)
　　　　　　　（午後）原子力委員関係者懇談会（総理大臣官邸）
　　19日（水）（午前）日本原子力発電(株)との懇談会および午餐会（東京会館）
　　　　　　　（午後）日本原子力産業会議および日本学術会議主催の講演会と映画
　　　　　　　（砂防会館）
　　20日（木）（午前）拝謁、日本原子力産業会議理事
　　　　　　　懇談会と園遊会（椿山荘）
　　　　　　　（午後）日本学術会議懇談会（日本学術会議）
　　　　　　　（夜）三木委員長招待晩餐会（迎賓館）、歌舞伎観賞
　　21日（金）日本原子力研究所東海研究所視察
　　22日（土）（午前）箱根静養
　　　　　　　（夜）安川原電社長招待晩餐会（新喜楽）
　　23日（日）羽田発離日（Air France）