新型転換炉原型炉の建設について
昭和44年11月13日
原子力委員会決定
原子力委員会は、動力炉・核燃料開発事業団の動力炉開発業務に関する基本方針に基づき、新型転換炉原型炉の建設の具体的計画について評価検討を行なうため、新型転換炉評価検討専門部会を設け、同専門部会に対し諮問を行なったが、昭和44年10月13日報告書の提出を受けた。
当委員会は、上記専門部会の報告を審議した結果、動力炉・核燃料開発事業団の新型転換炉原型炉に関する具体的計画は妥当であり、その計画どおり、昭和45年度に同原型炉の建設に着手することが適当であると考える。なお、報告書中の付帯意見については、その具体的方策を今後慎重に検討するものとする。
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