クリアランスベンチを展示しています
~原子力発電所の廃棄金属を再利用したベンチ~

令和6年2月1日
内閣府原子力政策担当室


 放射性物質で汚染された廃棄物は、安全性の確保を大前提として、人の健康に対する影響を無視できる放射能レベルであることを確認のうえ、国の認可・確認を経て、普通の廃棄物同様にリサイクルや処分をすることができます。これをクリアランス制度といいます。
 クリアランス制度に基づいた金属廃棄物をクリアランス金属といいます。そのレベルは、年間0.01ミリシーベルトと定められており、私たちが自然放射線から受ける放射線量(日本平均で年間約2.1ミリシーベルト)の1/100以下です。
 この度、内閣府において、日本原子力発電株式会社のご協力をいただき、クリアランス金属を再利用したベンチ(クリアランスベンチ)の展示を行うこととしました。 ベンチは中央合同庁舎第8号館の2階ロビーに展示されており、座ることも可能です。
 原子力委員会においても、「原子力利用に関する基本的考え方」においてクリアランス制度について言及し、クリアランス制度の社会定着に向けた取り組みの加速を促しています。



クリアランスベンチ展示ポスター(PDF形式:728KB)PDFを別タブで開く