核融合専門部会

 核融合の研究開発については、その総合的かつ効果的な推進に資するため、昭和50年11月に核融合会議が設置され、多くの審議を重ねてきましたが、平成13年1月6日の中央官庁等改革に伴い核融合会議は廃止され、平成13年7月10日に核融合専門部会が設置されました。

 核融合専門部会では、「第三段階核融合研究開発基本計画」(平成4年6月9日、原子力委員会決定)PDFを別タブで開くについて、その後の核融合研究開発(ITER計画を含む)の進展等を踏まえてチェック・アンド・レビューを行い、原子力政策における核融合研究開発の意義、必要性及び基本的在り方を明確にし、これと整合する核融合研究開発の基本計画の検討を行いました。その結果、平成17年10月26日に、国民等からのご意見及び、実施官庁における施策との整合性を踏まえ、平成17年10月26日に報告書「今後の核融合研究開発の推進方策について」をとりまとめました。

 核融合専門部会は報告書について原子力委員会に報告し、これを受け、原子力委員会は、平成17年11月1日、今後の核融合研究開発の推進方策について「第三段階核融合研究開発基本計画における今後の核融合研究開発の推進方策について」PDFを別タブで開くを決定し、核融合専門部会は、状況の変化が生じた際には再び核融合研究開発の基本方針についてチェック・アンド・レビューを行う等、引き続き、核融合研究開発の総合的かつ効果的な推進に努めて行くこととしました。

 その後、核融合研究開発について、その状況に新たな展開が見られていることに鑑み、平成19年9月25日に、核融合専門部会の調査審議事項の一部改正を行いました。核融合専門部会は、適宜適切に核融合研究開発の進捗状況を把握しつつ、その総合的かつ効果的な推進に必要な事項について調査審議してきました。
 なお、平成27年4月21日に、核融合専門部会は廃止されました。

パブリックコメント

平成20年10月21日(火)~平成20年11月20日(木)