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昭和51年度電源開発基本計画


昭和51年7月

 1. 電源開発基本計画
(1) 長期の電源開発の目標
 昭和51年度から58年度に至る電力供給の安定確保を図るため、この間に完成させることが必要な電気事業用発電施設の規模


(2) 昭和51年度の電源開発計画

原動力別の発電施設の最大電力及び開発所要質金

 (説明資料)

長期電源開発の目標

 計画期間(昭和51年度〜昭和58年度の8年間)中のGNP年平均伸び率6%程度を前提として想定した昭和58年度の総需要電力量は、7,003億KWH(年平均伸び率6.5%)と見込まれる。このうち、電気事業用(自家用を除く)需要電力量は、6,166億KWH(年平均伸び6.6%)と見込まれ、昭和58年8月の最大電力は13,003万KW(年平均伸び率7.3%)と想定される。

 想定される最大電力に対し、各年8〜10%程度の供給予備力率を保有するためには、計画期間中に6,342万KW(このうち継続地点分が8,817万KWであり、残り2,525万KWが新規着手に期待される。)の電源の運転開始が必要である。

 この結果、計画期間中の増加設備は、老朽火力等、92万KWの廃止を見込んで、水力1,148万KW、火力3,248万KW、原子力1,854万KW、合計6,250万KWである。

 昭和51年度における新規着手目標量は、水力221万KW、火力350万KW、原子力333万KW、合計904万KWである。

電力量および8月最大電力(電気事業用)

8月電力需給バランス(電気事業用)

年度末設備

昭和51年度着手設備

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