放射線安全管理講習会(第2回)実施状況について
放射性同位元素等取扱事業所の安全の確保に関する認識の高揚、安全管理の徹底に資するため、放射線安全管理講習会の第2回が、中部、北陸、近畿、中国及び四国地方の事業所の管理的職責にある者、放射線取扱主任者を対象として次のとおり開催された。
〔主催〕科学技術庁
放射線障害防止中央協議会
〔日時〕昭和50年12月2日(火)
10時〜17時
〔場所〕豊中市立市民会館大ホール
大阪府豊中市曾根東町3−7−1
〔プログラム〕
(午前) |
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(1)開会のことば |
放射線障害防止中央協議会会長 |
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奥村虎雄 |
(2)放射線安全行政について |
科学技術庁放射線安全課長 |
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小林直之 |
(3)放射線安全管理について |
科学技術庁放射線安全課長補佐 |
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今野辰次 |
(4)放射線安全管理と労働安全衛生法 |
労働省中央労働衛生専門官 |
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山崎柳太郎 |
(午後) |
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パネル討論「放射線安全管理の実務」 |
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講師 吉沢康雄 |
東京大学医学部教授 |
〃 福田整司 |
動力炉・核燃料開発事業団東海事業所
安全管理部付 |
〃 古畑 武 |
日本アイソトープ協会廃棄物処理課長 |
〃 今野辰次 |
科学技術庁放射線安全課長補佐 |
〃 山崎柳太郎 |
労働省中央労働衛生専門官 |
〔受講者数〕555名
(当日は、国鉄ストの日であったが、申込者770名の72%の参加があったもの。)
〔その他〕
会場でアンケート調査を実施し、約290名から提出された。このアンケートは、本講習会について、テーマの良否、難易、今後の希望などをきいたほか、日頃、事業場などにおいて困っている問題点等について質問したものであるが、本講習会については、おおむね好評であり、引き続きこのような講習会を開催してほしい旨の要望が多かった。
なお、この講習会の第3回は、昭和51年2月仙台において開催される予定である。
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