前頁 |目次 |次頁 | |||||
昭和50年2月18日
原子力委員会 |
|||||
本年度における招へい海外原子力関係者として下記の者を招へいすることとする。
T.Makinodan 米国:国立老人病研究センター細胞比較生理学部部長 (略歴)
(説明) Makinodan博士は、抗体産生細胞の動態、造血器移植の免疫学、加令の免疫生物学的研究と免疫学の巾広い分野の第一線で研究を進めている人であり、放射線医学総合研究所の特別研究「低レベル放射線の人体に対する危険度推定に関する調査研究」 において、放射線の晩発障害を定量的に把握するためには、正常生体においての加令についての理解、とくに定量的な理解が必要である。10年来免疫機能の加令を定量的に解析し、単に免疫機能だけでなくもっと広い観点から本格的に加令の生物学の研究を進めている同博士を招へいすることは、本研究推進に大いに貢献するものと思われる。 (日程)
|
|||||
前頁 |目次 |次頁 |