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昭和50年2月25日
原子力委員会 |
動力炉・核燃料開発事業団の再処理施設(以下「再処理施設」という。)は、現在、建設の最終段階にあり、今後、試運転の実施を経て操業を開始することとなるが、再処理施設の安全性確認の重要性にかんがみ、原子力委員会としては、本件に関し、次の方針で対処することとする。 1 「再処理施設の一部変更に係る安全性に関する書類」に基づく審査を行うほか、昭和41年7月7日の原子力委員会決定に基づき、低レベル廃液の海への放出に係る詳細な審査を行う。 2 再処理施設に関する設計及び工事の主要事項について、ウラン試験開始前に報告を求め、安全性を確認する。 3 ウラン試験及びホット試験について、その開始前にそれぞれ試運転計画を検討し、その安全性を確認する。 4 本格操業開始前に試運転結果を評価し、安全性の確認を行う。 5 上記各事項についての審査等は、引き続き再処理施設安全審査専門部会において行うこととする。
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