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核燃料懇談会プルトニウム分科会


第 1 回

〔日 時〕昭和42年7月25日 14.00〜16.30

〔議 題〕
(1)プルトニウム分科会の開催について
(2)プルトニウム分科会の討議事項について
(3)動力炉開発に必要なプルトニウム量について

〔審議概要〕
 分科会で審議する事項は、
i 超長期的な核燃料サイクルの試算について
ii プルトニウムの利用について
iii 軽水炉へのプルトニウム利用について
であり、超長期的な核燃料サイクルの試算に関する考え方、プルトニウムの需給等について討議を行ない、更に超長期のマクロ的ポリシーをとりまとめて行くこととした。

第 2 回

〔日 時〕昭和42年9月19日 14.00〜16.30

〔議 題〕
(1)プルトニウム利用シンポジウム(ブラッセル)の概要について
(2)プルトニウム利用の技術的経済的見通し

〔審議概要〕
 欧米における Pu-thermal useの考え方およびPuの需給について検討し、次いでユーラトムの長期計画におけるPu利用の考え方、試算における前提条件、炉型パターン等について検討を行なった。

第 3 回

〔日 時〕昭和42年10月24日 14.00〜16.00

〔議 題〕
(1)海外におけるプルトニウム燃料熱中性子炉利用研究について
(2)わが国におけるプルトニウム燃料の開発研究の現状について
(3)原子力発電系と核燃料需給試算について

〔審議概要〕
 Pu-thermal useの欧米における現状およびわが国のPu燃料の開発研究現状、計画、研究用プルトニウムの需要量について討議を行なった。

 次いで原子力発電系と燃料所要量試算および超長期における燃料所要量等試算のためのインプットの考え方について討議した。

第 4 回

〔日 時〕昭和42年11月14日(火)14.00〜16.30

〔議 題〕
(1)プルトニウム技術に関するシンポジウム(1967年米国鉱業学会)およびセラミック核燃料に関する日米研究協力会議について
(2)プルトニウム分科会報告のまとめについて

〔審議概要〕
(1)米国鉱業学会のプルトニウム技術に関するシンポジウムにおける米国のプルトニウムサーマル利用の考え方および日米研究協力のセラミック燃料に関する会議について報告を行なった。

(2)プルトニウム分科会報告のまとめについては、プルトニウムサーマル利用を考える場合、50年代におけるプルトニウムの需給ばかりでなく、前提として考えられる条件、経済的評価など結論に至るまでの条件、考え方を記述すべきである。

 また表現を断定したものでなく、フレキシビティを与えるものにすべきだ等の議論がなされた、プルトニウムサーマル利用の技術開発研究の必要性について異論はないが、経済的メリットを検討すべきだとする意見があった。

第 5 回

〔日 時〕昭和42年11月28日(火)14.00〜16.30

〔議 題〕
 プルトニウム分科会報告について
〔審議概要〕
 プルトニウム分科会で審議してきた事項について
1 プルトニウムに関する考え方
2 プルトニウムの利用について
3 プルトニウムの軽水炉での利用技術の研究開発について
4 原子力発電系における超長期的な試算諸元について
5 プルトニウム分科会提出資料
〔附属資料〕
 昭和40年代および50年代のプルトニウムの需給以上のまとめについて審議を行ない、この結果を分科会報告として核燃料懇談会に提出することとした。
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