昭和42年度原子力予算
昭和42年度原子力関係予算の見積方針について
(1)原子力利用に伴う安全対策 引き続き放射線医学総合研究所、日本原子力研究所等において、また、前記委託費の交付を通じて、放射線障害防止ならびに原子力施設の安全に必要な研究を実施する。 なお、水戸原子力事務所による放射能監視業務の強化をはかる。 (必要経費1.1億円) (2)放射能調査の強化 放射性降下物等の人体に与える永続的影響にかんがみ、環境、食品、人体等の放射能の調査および研究を引き続き実施することとし、とくに裏日本における調査を強化する。また、先に策定した方針に基づき放射性廃棄物の海洋処分に関し、海洋汚染の調査研究の強化をはかる。 (必要経費2.0億円)
昭和42年度原子力関係予算概算要求事項別総表