原子力委員会専門部会の議事概要


原子力事業従業員災害補償専門部会

第3回

〔日時〕昭和38年2月28月(木)14.00〜17.00

〔配布資料〕

(1)原研における放射線障害の予防補償問題について

(2)放射線障害予防補償に関する答申書

〔議事概要〕
 前回の議題が大部分今回に残されたので、まず最初に前回労働者災害補償制度の現況について労働省から説明があった時、原研のいわゆる予防補償について議論があったので、今回は原研側から説明が行なわれた。
 次に、厚生省から原子爆弾被曝者の医療に関する法律について説明が行なわれた。最後に「原子力事業」の範囲、「従業者」の範囲等について説明を行ない、質疑が行なわれた。


動力炉開発専門部会

第7回

〔日時〕昭和38年3月1日(金)13.30〜17.00

〔配布資料〕

(1)国産動力炉開発体制について(追加分)

(2)動力炉開発専門部会審議経過

〔議事概要〕

(1)前回武田委員から報告のあったワーキング・グループ案を中心に意見の交換が行なわれ、続いて国産動力炉プロジェクトの主体となる原研から提出された研究開発体制に関する基本的な考え方について検討が行なわれた。

(2)今後の審議について
 今までの審議をもとにして報告書の草案を作成し、次回以降これをもとにして審議を行なうこととなった。草案作成のためのワーキング・グループに武用、吉岡、吉村、中尾の各委員が指名された。


廃棄物処理専門部会

第17回

〔日時〕 昭和38年2月26日(火)13.45〜17.00

〔配布資料〕

(1)放射性廃棄物処理小委員会および放射性廃棄物処分小委員会の構成員ならびに審議とりまとめの事項(案)

(2)国際原子力機関の放射性廃棄物海洋処分法律パネル第4回会期(1963年1月)に出席した小田委員の報告

(3)参考資料「処分小委員会協議事項」

〔議事概要〕
 資料(1)について、処理小委員長の左合氏および処分小委員長の三宅氏からそれぞれの小委員会の審議経過について報告があり、これについて質疑応答があった。また、小田委員から資料(2)について報告があった。