委員会日誌 第 30 回 〔日時〕昭和34年8月5日(水)14.15〜16.30 〔配布資料〕 〔審議決定および報告事項〕 (1)大型実用原子炉の安全性に関する公聴会の結果について 藤波規制課長から報告があり、公聴会での図表および速記録を専門部会に提出し、また公聴会での意見を整理してふたたび委員会にはかることになった。 (2)核融合専門部会の報告について 第10回の専門部会採択事項について菊池委員から報告された。 (3)原子力施設周辺地帯整備懇談会について 島村次長から資料4について報告があった。 (4)昭和35年度原子力関係予算について 資料2について島村次長から報告があった。また資料1については多少文章を修正の上了承された。 第 31 回 〔日時〕昭和34年8月12日(水)14.00〜16.20 〔配布資料〕 〔審議決定および報告事項〕 (1)核融合に関する合同会議の結果について 菊池委員、法貴次長から8月10日行なわれた核融合特別委員会と核融合専門部会の合同会議の結果について報告があった。 (2)昭和35年度原子力関係予算について 島村次長から資料2につき説明があり、ペンディングになっている予算項目につき審議された。 (3)原子力委員会参与3名の任期満了について 高橋、岡野、安川3参与の承諾があれば再任することになった。 第 32 回 〔日時〕昭和34年8月19日(水)14.10〜16.30 〔配布資料〕 〔審議決定および報告事項〕 (1)核燃料経済専門部会の中間報告について 核燃料経済専門部会からかねて審議中の核燃料経済について中間報告がまとめられた旨報告があり内容について説明があった。 (2)原子力委員会の強化について 原子力委員会の強化について原案が提出され、大筋については了承された。 (3)昭和35年度原子力関係予算について 標記についてかねて検討を経た結果最終案が提出され、予算見積方針の一部字句修正の上決定された。 (4)昭和34車度原子力平和利用研究費補助金、委託費の交付について 標記補助金,委託費の交付について最終案が提出され了承された。 第 33 回 〔日時〕昭和34年8月26日(水)14.10〜16.30 〔配布資料〕 〔審議決定および報告事項〕 (1) JRR-3の天然ウランの供給について 井上核燃料課長が資料1につき説明し、本件について原研、公社と打ち合わせた結果を報告するとともに、ウラン地金確保についての方針、加工委託先について了承された。 (2)原子炉安全審査専門部会の委員追加について 局長から資料8につき説明し、三井進午氏の追加が了承された。 (3) ICRPの勧告について 放射線安全課長からICRPの1958年勧告につきその内容を説明するとともに、現在放射線審議会の特別小委員会で検討している問題点について報告があった。 (4)米国原子力委員会の動力炉開発について資料6および7につき法貴次長から報告があった。 (5) JRR-2の燃料加工契約について 核燃料課山口事務官から報告があり、了承された。 (6) IAEAの保証措置(案)について 太田調査課長から資料第8につき説明があったが、なお詳細につき外務省とも打ち合わせた上で報告し、審議することになった。 |