昭和33年度原子力関係海外留学生の選考については合計154名の応募者についてまず第1次選考(書類選考)を行い、この合格者について第2次選考(外国語試験ならびに面接試験)を行った。第2次選考の受験者は合計104名であった。第2次選考における選考の基準は次のとおりである。 1.語学審査の判定結果がD(国内において1ヵ年以上の外国語研修を必要とするもの)であるものは不合格とする。不合格者26名 2.外国語審査に合格したものであっても、面接試験の結果がAに比べB、Cの多いものは不合格とする。この場合、研究目的の重要性、すでに留学したものとの関連、専門分野、所属等を考慮する。 不合格者10名 このほかの昭和32年度留学生のうち留学期間の延長によるもの、受入交渉のまとまらなかったため33年度にくりこされたもの、さきに募集したコールダーならびにハーウェルの原子炉学校への留学生等合計8名を加えて総計76名を昭和33年度留学生として決定した。
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