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専門部会等の動き

<核融合会議>


第108回

〔日時〕1991年12月11日(水)14:00〜16:50

〔議題〕

1. 前回議事録確認
2. ITER概念設計国内レビュー委員会の報告
3. 核融合研究開発基本問題検討分科会の進捗状況について
4. IAEA主催「第14回プラズマ物理及び制御核融合に関する国際会議」国内論文選考委員会の設置について
5. 第4回ITER/EDA4極協議の結果について
6. JETにおけるD−T核融合反応実験について
7. レーザー核融合研究開発の現状について
 (1) 大学におけるレーザー核融合研究開発の現状について
 (2) 電子技術総合研究所におけるレーザー核融合研究開発の現状について
8.その他

〔議事概要〕

1. 前回議事録確認
 原案のとおり了承された。

2. ITER概念設計国内レビュー委員会の報告
 事務局より、資料に基づき、ITER概念設計国内レビュー委員会(以下、「レビュー委員会」と言う。)の報告書(案)(以下、「報告書案」と言う。)について説明があった。また、井上主査の命を受けたとして、「レビュー委員会の審議の過程において一部委員から、『不確定性を低減するためのR&Dを実施するに当たっては、ITERの物理R&D及びITERを用いた研究と併行して、より長期的な観点から核融合の実用化を目指し幅広く研究開発を実施すべきである。』との強い意見があった。」との報告があった。
 検討の結果、報告書案は承認された。

3. 核融合研究開発基本問題検討分科会の進捗状況について
 事務局より、本年9月に核融合会議の下に設置された核融合研究開発基本問題検討分科会(以下、「基本問題検討分科会」という。)の審議の進捗状況について、資料に基づいて報告があった。

4. IAEA主催「第14回プラズマ物理及び制御核融合に関する国際会議」国内論文選考委員会の設置について
 事務局より、資料に基づいて、来年9−10月にドイツで開催が予定されているIAEA主催の「第14回プラズマ物理及び制御核融合に関する国際会議」に備えた国内論文選考委員会の設置について報告があった。

5. 第4回ITER/EDA4極協議の結果について
 事務局より、資料に基づいて、本年11月13−14日に行われたITER/EDA4極協議の結果について報告があった。

6. JETにおけるD−T核融合反応実験について
 吉川委員より、資料に基づいて、最近のJETにおけるD−T核融合反応実験に関して、その成果等について報告があった。

7. レーザー核融合研究開発の現状について
(1) 大学におけるレーザー核融合研究開発の現状について
 大阪大学レーザー核融合研究センターの中井センター長より、資料に基づき同センターにおける研究開発の現状を中心として、レーザー核融合研究開発の現状に関する報告があった。
(2) 電子技術総合研究所におけるレーザー核融合研究開発の現状について
 電子技術総合研究所の木村部長より、資料に基づき、同研究所における慣性核融合用KrFレーザードライバーの開発の現状に関する報告があった。

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