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委員会の動き

定例及び臨時会議




第9回(臨時)

〔日時〕1990年3月2日(金)11:00〜

〔議題〕
(1)委員長代理の指名について
(2)その他

〔議事概要〕
(1)委員長代理の指名について
 大島委員長から原子力委員会委員長就任の挨拶があった。
 また、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第4条第8項の規定に基づき、原子力委員会委員長代理に向坊委員を指名した。
 さらに、向坊委員長代理の海外渡航等による不在の際の委員長代理に中江委員を指名した。

(2)議事録の確認
 「第8回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。



第10回(定例)

〔日時〕1990年3月6日(火)10:30〜

〔議題〕
(1)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉の設置変更(高速実験炉原子炉施設の変更)について(諮問)
(2)東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所の原子炉の設置変更(6、7号原子炉の増設)について(諮問)
(3)その他

〔議事概要〕
(1)議事録の確認
 「第9回原子力委員会臨時会議議事録」が了承された。

(2)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉の設置変更(高速実験炉原子炉施設の変更)について(諮問)
 平成2年3月2日付け元安(原規)第617号をもって内閣総理大臣から諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき説明がなされ、引き続き審議することとした。

(解説)
本件は、高速炉用燃料の設計精度の向上を目的とした高線出力試験の試験用燃料集合体及び破損燃料集合体検出設備の性能確認を行うことを目的としたFFDL試験の試験用燃料集合体を燃料体として追加するものである。

(3)東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所の原子炉の設置変更(6、7号原子炉の増設)について(諮問)
 平成2年2月23日付け63資庁第6644号をもって通商産業大臣から諮問を受けた標記の件について、通商産業省より資料に基づき説明がなされ、引き続き審議することとした。

(解説)
 本件は、東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所に熱出力約3,930MW(電気出力約1,356MW)の沸騰水型原子炉を2基増設するものである。



第11回(臨時)

〔日時〕1990年3月9日(金)10:30〜

〔議題〕
(1)日本ニュクリア・フュエル株式会社における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
(2)平成2年度原子力開発利用基本計画について
(3)その他

〔議事概要〕
(1)議事録の確認
 「第10回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。

(2)日本ニュクリア・フュエル株式会社における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(諮問)
 平成2年8月6日付け2安(核規)第4号をもって内閣総理大臣から諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき説明がなされ、引き続き審議することとした。

(解説)
 本件は、核燃料物質の加工及び貯蔵施設の合理化を計るため、一部施設の変更を行うものである。


(3)平成2年度原子力開発利用基本計画について
 標記の件について事務局より資料に基づき説明がなされ審議の結果、原案のとおり決定した。



第12回(定例)

〔日時〕1990年3月20日(火)10:30〜

〔議題〕
(1)林委員の出張報告について
(2)向坊委員長代理の海外出張について
(3)その他

〔議事概要〕
(1)議事録の確認
 「第11回原子力委員会臨時会議議事録」が了承された。

(2)林委員の出張報告について
 林委員及び澤田専門委員から資料に基づき1990年3月1日から3月11日までのアメリカへの出張(第7回環太平洋原子力会議)に関し報告があった。

(3)向坊委員長代理の海外出張について
 向坊委員長代理が1990年3月21日から3月29日までの9日間、「日英2000年委員会第6回会議」に出席のためイギリスへ海外出張する旨説明がなされ了承された。



第13回(定例)

〔日時〕1990年3月27日(火)10:30〜

〔議題〕
(1)平成2年度原子力開発利用基本計画について
(2)動力炉・核燃料開発事業団の核燃料開発業務に関する基本計画について
(3)その他

〔議事概要〕
(1)議事録の確認
 「第12回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。

(2)平成2年度原子力開発利用基本計画について
 平成2年3月26日付け2原第20号をもって内閣総理大臣から付議された標記の件について事務局より資料に基づき説明がなされ、引き続き審議することとした。

(3)動力炉・核燃料開発事業団の核燃料開発業務に関する基本計画について
 平成2年3月27日付け2原第37号をもって内閣総理大臣から付議された標記の件について事務局より資料に基づき説明がなされ、引き続き審議することとした。



第14回(臨時)

〔日時〕1990年3月30日(金)11:00〜

〔議題〕
(1)平成2年度原子力開発利用基本計画について
(2)動力炉・核燃料開発事業団の核燃料開発業務に関する基本計画について
(3)日本ニュクリア・フュエル株式会社における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(答申)
(4)原子力委員会専門委員の任命について
(5)その他

〔議事概要〕
(1)議事録の確認
 「第13回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。

(2)平成2年度原子力開発利用基本計画について
 平成2年3月26日付け2原第34号をもって付議のあった標記の件について事務局より資料に基づき説明がなされ審議の結果、原案のとおり議決し、内閣総理大臣あて報告することとした。

(3)動力炉・核燃料開発事業団の核燃料開発業務に関する基本計画について
 平成2年3月27日付け2原第37号をもって付議のあった標記の件について事務局より資料に基づき説明がなされ、審議の結果、原案のとおり議決し、内閣総理大臣あて報告することとした。

(4)日本ニュクリア・フュエル株式会社における核燃料物質の加工の事業の変更許可について(答申)
 平成2年3月6日付け2安(核規)第4号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第16条第3項において準用する同法第14条第1項第1号及び第2号(経理的基礎に係る部分に限る)に規定する基準の適用については妥当なものと認め、内閣総理大臣あて答申することを決定した。

(解説)本件は、核燃料物質の加工及び貯蔵施設の合理化を図るため、一部施設の変更を行うものである。

(5)原子力委員会専門委員の任命について
 標記の件について、事務局より資料に基づき説明がなされ了承された。




資料1

平成2年度原子力開発利用基本計画について(報告)

2原委第30号
平成2年3月30日

内閣総理大臣 殿

原子力委員会委員長

 平成2年3月26日付け2原第34号をもって付議された標記の件については審議した結果、原案どおり議決したので報告する。




資料2

動力炉・核燃料開発事業団の核燃料開発業務に関する基本計画について

2原委第31号
平成2年3月30日

内閣総理大臣 殿

原子力委員会委員長

 平成2年3月27日付け2原第37号をもって付議された標記の件については審議した結果、原案のとおり議決したので報告する。




資料3

日本ニュクリア・フュエル株式会社における核燃料物質の
加工の事業の変更許可について(答申)

2原委第21号
平成2年3月30日

内閣総理大臣 殿

原子力委員会委員長

 平成2年3月6日付け2安(核規)第4号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第16条第3項において準用する同法第14条第1項第1号及び第2号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認める。




資料4

原子力委員会専門委員の任命について

1990年3月30日
原子力委員会


1.新たに石田寛人を原子力委員会専門委員に加え、国際熱核融合実験炉(ITER)共同概念設計活動に関する事項を調査審議させることとする。

2.上記に伴い、所要の手続きを取ることとする。



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