目次 |次頁

委員会の動き

定例及び臨時会議




第32回(臨時)

〔日時〕1989年10月13日(金)10:30〜

〔議題〕
(1)日本原子力研究所東海研究所の原子炉の設置変更(NSRR原子炉施設の変更)について(答申)
(2)中江委員の帰朝報告
(3)その他

〔審議事項〕
(1)議事録の確認
 「第31回の原子力委員会定例会議事録」が了承された。

(2)日本原子力研究所東海研究所の原子炉の設置変更(NSRR原子炉施設の変更)について(答申)
 平成元年7月11日付け元安(原規)第256号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認め、内閣総理大臣あて答申することを決定した。(資料1)

(解説)
 本件は、未照射アルミナイド燃料又は未照射シリサイド燃料を試験燃料に用い、事故時の燃料挙動及びFP放出挙動を究明するため、実験物としての試験燃料及び照射用のカプセルを追加するものである。

(3)中江委員の帰朝報告
 中江委員及び事務局より1989年9月22日から、10月4日までの海外出張(「第33回IAEA総会出席及び原子力政策について関係者と意見交換」)に関し報告があった。




第33回(定例)

〔日時〕1989年10月17日(火)10:30〜

〔議題〕
(1)四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更(3号原子炉施設の変更)について(答申)
(2)向坊委員長代理の海外出張について
(3)その他

〔審議事項〕
(1)議事録の確認
 「第32回原子力委員会臨時会議議事録」が了承された。

(2)四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更(3号原子炉施設の変更)について(答申)
 平成元年6月1日付け63資庁第13053号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物資及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認め通商産業大臣あて答申することを決定した。(資料2)

(解説)
 本件は、現在建設中の標記原子炉の蒸気発生器等を、最新の知見等を反映して、その一部を変更するものである。

(3)向坊委員長代理の海外出張について
 向坊委員長代理が1989年10月19日から30日までの12日間、「日米科学協力委員会第14回共同議長会合」及び「スウェーデン王立工学理学アカデミー創立70周年記念式典」出席のため、アメリカ・スウェーデンへ海外出張する旨説明がなされ了承された。




資料1

日本原子力研究所東海研究所の原子炉の設置変更
(NSRR原子炉施設の変更)について(答申)

元原委第80号
平成元年10月13日

内閣総理大臣殿

原子力委員会委員長

 平成元年7月11日付け元安(原規)第256号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認める。




資料2

四国電力株式会社伊方発電所の原子炉の設置変更
(3号原子炉施設の変更)について(答申)

元原委第60号
平成元年10月17日

通商産業大臣殿

原子力委員会委員長

 平成元年6月1日付け63資庁第13053号をもって諮問のあった標記の件に関する核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認める。



目次 |次頁