第16回(定例)
〔日時〕1989年5月9日(火)11:00〜
〔議題〕
(1)試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の一部を改正する総理府令について
(2)核特質防護に係る通商産業省令の改正について
(3)核燃料リサイクル専門部会の設置について
(4)原子力委員会専門部会等の委員の担当について
(5)その他
〔審議事項〕
(1)議事録の確認
「第15回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。
(2)試験研究の用に供する原子炉等の設置、運転等に関する規則等の一部を改正する総理府令について
(3)核物質防護に係る通商産業省令について標記の両件について
科学技術庁及び通商産業省よりそれぞれ資料に基づき説明がなされ、審議の結果了承された。
なお、本府令・省令の実施に際して、関係行政省庁は運用の整合性に留意するよう要請があった。
(4)核燃料リサイクル専門部会の設置について
標記の件について、事務局より資料に基づき説明がなされ審議の結果、核燃料リサイクル専門部会を原案どおり設置することが決定された。
(5)原子力委員会専門部会等の委員の担当について標記の件について
事務局より資料に基づき説明がなされ了承された。(資料1)
第17回(定例)
〔日時〕1989年5月16日(火)10:30〜
〔議題〕
(1)実用舶用原子炉の設置、運転等に関する規則の一部を改正する運輸省令について
(2)ウラン濃縮懇談会報告書について
(3)原子力委員会参与の解任について
(4)向坊委員長代理の海外出張について
(5)その他
〔審議事項〕
(1)議事録の確認
「第16回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。
(2)実用舶用原子炉の設置、運転等に関する規則の一部を改正する運輸省令について標記の件について運輸省より資料に基づき説明がなされ、審議の結果了承された。
なお、本省令の実施に際して、関係行政省庁は運用の整合性に留意するよう要請があった。
(3)ウラン濃縮懇談会報告書について
標記の件について科学技術庁より資料に基づき報告があった。なお、レーザ法ウラン濃縮技術及び化学法ウラン濃縮技術については所要の研究開発を進め、今後の進展を見守りつつ適切な時期に評価を行なう必要があることが確認された。
(4)原子力委員会参与の解任について
標記の件について、事務局より資料に基づき説明がなされ了承された。(資料2)
(5)向坊委員長代理の海外出張について
向坊委員長代理が1989年5月18日から26日までの9日間、「第一回日中大連開発会議」及び「第一回日中遼東半島開発会議」出席のため、中華人民共和国へ海外出張する旨説明がなされ了承された。
第18回(定例)
〔日時〕1989年5月30日(火)10:30〜
〔議題〕
(1)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉の設置変更(重水臨界実験装置施設の変更)について(諮問)
(2)原子力委員会専門委員の変更について
(3)その他
〔審議事項〕
(1)議事録の確認
「第17回原子力委員会定例会議議事録」が了承された。
(2)動力炉・核燃料開発事業団大洗工学センターの原子炉の設置変更(重水臨界実験装置施設の変更)について(諮問)
平成元年5月15日付け元安局(原規)第151号をもって、内閣総理大臣より諮問を受けた標記の件について、科学技術庁より資料に基づき説明がなされ、引続き審議することとした。
(解説)
本件は、新型転換炉実証炉の燃料の核的特性を確証するため、実験用二酸化ウラン燃料集合体の一部にガドリニアを添加したものを使用し、炉物理実験を行なうものである。
(3)原子力委員会専門委員の変更について
標記の件について、事務局より資料に基づき説明がなされ了承された。(資料3)
資料1
原子力委員会専門部会等の委員の担当について
1989年5月9日
原子力委員会
原子力委員会各専門部会等の担当原子力委員を次表のとおりとする。
各専門部会等の担当原子力委員
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