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委員会の決定等

キャンドゥ炉に係る調査検討について

昭和61年11月14日
原子力委員会



1.今回の電源開発(株)によるキャンドゥ炉技術調査に係る通産省評価は、軽微な設計変更を行うことにより耐震性を強化しうること、また、微濃縮ウラン燃料を利用することにより、省資源性の確保及び再処理量の低減に伴い経済性の向上が図られうること等キャンドゥ炉の特性上の多くの新たな知見を明らかにしており、極めて有益なものである。

2.キャンドゥ炉の特性等に関し総合的に評価するには、なお経済的、技術的観点から解明すべき諸点があると考えられるので、引き続き調査検討を進めることが適当であると判断される。


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