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委員会の決定等

放射線利用専門部会の設置について

昭和61年7月18日
原子力委員会



1 目的
 放射線利用の研究開発等については、昭和56年に放射線利用専門部会が放射線化学及び加速器の医学利用に関して審議、報告を行い、これを受けた原子力開発利用長期計画(昭和57年6月30日原子力委員会決定)に沿って進められてきたところであるが、近年、放射線の先端科学分野への応用等、放射線の高度利用、利用拡大が一層期待されるとともに、RI廃棄物対策等、放射線利用推進のための基盤整備の推進が一層必要な状況となっている。

 このような状況を踏まえ、今後の放射線利用の一層の推進を図るために必要な事項について審議するため、原子力委員会に「放射線利用専門部会」(以下「専門部会」という。)を設置する。

2 審議事項
 専門部会の審議事項は、次のとおりとする。
  (1)放射線の高度利用、利用拡大を図るための研究開発等の進め方
  (2)放射線利用推進を図るための基盤整備の進め方
  (3)その他放射線利用に関する重要事項

3 構成その他
  (1)専門部会の構成員は、別紙のとおりとする。
  (2)専門部会の下に、必要に応じ、分科会を置く。

(別紙)
放射線利用専門部会構成員
氏名 現職
天沼 倞  (財)原子力安全研究協会研究参与
大島 恵一  東京大学名誉教授
斎藤 信房  東邦大学教授
斎藤 日向  東京大学教授
佐田登志夫  理化学研究所理事
田畑 米穂  東京大学教授
寺島東洋三  科学技術庁放射線医学総合研究所所長
難波  進  大阪大学教授
浜田 達二  (社)日本アイソトープ協会常務理事
東野 俊一  住友電気工業(株)顧問
宮永 一郎  日本原子力研究所理事
向山 定孝  三井業際研究所常任委員
森 一久  (社)日本原子力産業会議専務理事
石塚 貢  科学技術庁長官官房審議官
堀田 俊彦  科学技術庁原子力安全局次長
寺松 尚  厚生省大臣官房審議官
西尾 敏彦  農林水産省農林水産技術会議事務局研究総務官
逢坂 国一  通商産業省資源エネルギー庁長官官房審議官


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