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資料 総合エネルギー調査会原子力部会報告書 昭和61年6月 総合エネルギー調査会原子力部会(部会長:山下勇(社)経済団体連合会評議員会議長)では、プルトニウム利用計画の着実な進展及びプルトニウム供給計画の具体化を踏まえ、昨年8月からプルトニウムリサイクル小委員会(委員長:村田浩(財)原子力安全研究協会理事長)において、我が国においてプルトニウム利用の段階的展開が見込まれる2010年頃までを展望し、我が国におけるプルトニウム利用を推進するための諸課題について検討を進め、このたび、本報告書をとりまとめた。 検討経緯は以下のとおりである。
Ⅱ.報告書の概要 1.プルトニウム利用の基本的考え方 (1)意義2.プルサーマル(軽水炉によるプルトニウム利用)計画① 再処理によって得られるプルトニウムを利用することは、ウラン資源の節約となる。(2)基本的考え方 少数体規模及び実用規模での実証段階を経て本格利用へと進めることが適当。 ATRについては、実証炉「大間原子力発電所」建設計画を推進。 FBRについては、原型炉「もんじゅ」に引き続き実証炉建設計画を着実に推進。 (1)基本的考え方5.MOX燃料の再処理 プルサーマルの本格利用の進展に応じ、技術的な確証を図ることが必要。 6.プルトニウム利用のための環境整備 (1)パブリック・アクセプタンスの確保7.回収ウランの利用 経済性の確保を前提として、今後、具体的な検討を進めることが必要。 |
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