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委員会の動き

定例及び臨時会議



第 1 回(臨時)

〔日 時〕昭和61年1月6日(月)10:40〜

〔議 題〕
 (1)委員長代理の指名について
 (2)その他

〔審議事項〕
 (1)委員長代理の指名について
 河野委員長から原子力委員会委員長就任の挨拶があった。
 また、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第4条第3項の規定に基づき、原子力委員会委員長代理に向坊委員を指名した。
 さらに、向坊委員長代理の海外渡航による不在の際には委員長代理に西堀委員を指名した。

第 2 回(定例)

〔日 時〕昭和61年1月14日(火)10:30〜

〔議 題〕
 (1)ウラン濃縮懇談会レーザー法技術ワーキンググループの進め方について
 (2)その他

〔審議事項〕
 (1)議事録の確認
 「第50回原子力委員会定例会議議事録」並びに「第1回原子力委員会臨時会議議事録」を了承した。

 (2)ウラン濃縮懇談会レーザー法技術ワーキンググループの進め方について
 標記の件に関して、石田核燃料課長より資料に基づき説明があり了承された。

 (3)原子力委員会専門委員の任命等について
 標記の件について資料に基づき説明がなされ了承された。(資料1)

 (4)原子力委員会会議への職員等の出席について
 標記の件について資料に基づき説明がなされ了承された。

第 3 回(臨時)

〔日 時〕昭和61年1月17日(金)10:30〜

〔議 題〕
 (1)昭和61年度原子力関係予算について
 (2)その他

〔審議事項〕
 (1)議事録の確認
 「第2回原子力委員会臨時会議議事録」を了承した。

 (2)昭和61年度原子力関係予算について
 昭和61年度原子力関係予算(政府原案)について資料に基づき報告があった。

第 4 回(定例)

〔日 時〕昭和61年1月28日(火)10:30〜

〔議 題〕
 (1)昭和60年度の原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて
 (2)その他

〔審議事項〕
 (1)議事録の確認
 「第3回原子力委員会臨時会議議事録」を了承した。

 (2)昭和60年度の原子力委員会による海外原子力関係者の招へいについて
 標記の件について資料に基づき説明がなされ、審議の結果ボー・アラースエーデンエネルギ一大臣特別顧問を招へいすることを決定した。

第 5 回(臨時)

〔日 時〕昭和61年1月31日(金)10:30〜

〔議 題〕
 (1)日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉施設の変更)について(諮問)
 (2)東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(1号、2号、3号及び4号原子炉施設の変更)について(諮問)
 (3)その他

〔審議事項〕
 (1)議事録の確認
 「第4回原子力委員会定例会議議事録」を了承した。

 (2)日本原子力発電株式会社敦賀発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉施設の変更)について(諮問)
 昭和61年1月28日付け、60資庁第12853号をもって通商産業大臣より諮問を受けた標記の件について、通商産業省から資料に基づき原子炉の設置変更(2原子炉施設の変更)の理由、内容等について説明がなされ引き続き審議することとした。

 (解 説)
 本件は(1)運転期間の長期化に対応できるよう取替燃料の濃縮度を従来の約3.2wt%から約3.4wt%以下に変更すること、(2)取替燃料として、従来の燃料(A型)のほかに設計の一部異なる燃料(B型)を採用すること、(3)取替炉心において、従来のバーナプルポイズン(A型)のほかに設計の一部異なるバーナブルポイズン(B型)を採用するものである。

 (3)東京電力株式会社福島第二原子力発電所の原子炉の設置変更(1号、2号、3号及び4号原子炉施設の変更)について(諮問)
 昭和61年1月30日付け、60資庁第13017号をもって通商産業大臣より諮問を受けた標記の件について、通商産業省から資料に基づき原子炉の設置変更(1号、2号、3号及び4号原子炉施設の変更)の理由、内容等について説明がなされ引き続き審議することとした。

 (解 説)
 本件は、(1)取替燃料として新型8×8ジルコニウムライナ燃料を採用すること、(2)放射性固体廃棄物を貯蔵保管するため、1号、2号、3号及び4号炉共用のサイトバンカを設置すること、(3)使用済燃料輸送容器を一時保管するため、1号、2号、3号及び4号炉共用の使用済燃料輸送容器保管建屋を設置するものである。

資料1

原子力委員会専門委員の任命等について

昭和61年1月14日
原子力委員会

1.加藤康宏の専門委員の辞任を認め、新たに間宮馨を専門委員に任命し、核不拡散問題及び原子力国際協力に関する事項を調査審議させることとする。

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