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第9回(臨時)


〔日時〕昭和60年3月8日(金) 10:30〜
〔議題〕
(1) 向坊委員長代理の海外出張について
(2) 中国電力株式会社島根原子力発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉施設の変更)について(答申)
(3) 日本原子力研究所東海研究所の原子炉の設置変更(放射性廃棄物処理施設の変更)について(答申)
(4) その他
〔審議事項〕
(1) 議事録の確認

 「第8回原子力委員会定例会議議事録」を了承した。

(2) 向坊委員長代理の海外出張について

 向坊委員長代理が昭和60年3月11日から3月24日までの14日間、日印調査委員会第14回合同会議出席のためインド、在豪州大使館主催第13回日豪関係シンポジウム及び南豪州工科大学日豪センター主催講演会出席のためオーストラリアへ海外出張する旨説明がなされ了承された。

 また、竹内委員長が向坊委員長代理の海外出張の間委員長代理に島村委員を指名した旨報告がなされた。(資料1)
(3) 中国電力株式会社島根原子力発電所の原子炉の設置変更(2号原子炉施設の変更)について(答申)
 昭和60年2月13日付け59資庁第17062号をもつて通商産業大臣より諮問のあった標記の件について引き続き審議した結果、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認め通商産業大臣あて答申することを決定した。(資料2)

(解説)
 本件は、電力系統事故による原子炉停止を避けるため、タービン・バイパス系容量を定格蒸気流量の約75%から約100%に変更することに関するものである。

(4) 日本原子力研究所東海研究所の原子炉の設置変更(放射性廃棄物処理施設の変更)について(答申)

 昭和60年2月20日付け59安(核規)第242号をもって内閣総理大臣より諮問のあった標記の件について引き続き審議した結果、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第26条第4項において準用する同法第24条第1項第1号、第2号及び第3号(経理的基礎に係る部分に限る。)に規定する基準の適用については妥当なものと認め内閣総理大臣あて答申することを決定した。

 なお、RI廃棄物処理体制等について検討するよう意見があった。(資料3)

(解説)
 本件は、固体廃棄物の貯蔵能力の増加を図るために、保管廃棄施設を増設することに関するものである。


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