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<核融合会議> 第62回 〔日時〕昭和58年12月19日(月) 13:30〜17:00
〔議題〕
(1) ヘリオトロンEの研究の現状について
(2) サミット核融合専門家会合報告書案文について
〔議事概要〕
(1) ヘリオトロンEの研究の現状について
京都大学ヘリオトロン核融合研究センター所長宇尾光治教授が、ヘリオトロンE研究の現状について報告を行った。 宇尾教授は、この報告において、1千万度のプラズマ温度、あるいは2%というベータ値が得られたことを明らかにし、これらの実験結果により、当初に目標としたヘリオトロンE装置による原理検証実験は達成されたと報告した。 (2) サミット核融合専門家会合報告書案文について
昭和58年9月29日(木)及び30日(金)に米国ワシントンでサミット核融合専門家会合が開催され、今後の核融合国際協力の進め方等について検討が行われた。この検討の結果については、次回のロンドンサミットに報告することとなり、米国とECで報告書案文を作成し各国にコメントを求め、必要ならば再度会合を開催し報告書について再検討することとなっていた。このため、報告書(案)について検討を行ったが、案文はおおむね妥当であり、報告書検討のため再度会合を開く必要はないとの結論を得た。 |
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