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〈原子炉安全技術専門部会〉


第10回

〔日時〕昭和52年3月28日(月)13:30〜16:30
〔議題〕
1 発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針(案)について
2 各小委員会の審議状況について
3 IAEA国際安全基準について
4 放射性物質測定技術小委員会の設置について(案)
5 その他
〔議事概要〕

1 発電用原子炉施設の平常運転時及び想定事故(重大事故及び仮想事故)時における被曝線量評価に際し、大気中における放射性物質の拡散状態を推定するために必要な気象観測方法、観測値の統計処理方法及び大気拡散の解析方法を定めた「発電用原子炉施設の安全解析に関する気象指針(案)」について、気象小委員会で取りまとめられた検討結果について討議が行われた。

2 安全設計小委員会から審議状況についての報告と「軽水炉についての安全設計に関する審査指針について」に関し、原子炉安全専門審査会各委員から出された主なコメントについての説明があり討議を行った。

3 事故評価小委員会から、原子炉安全評価審査指針として、「運転時の異常な過渡変化」、「各種事故」及び「立地評価のために想定する事故」の3種類を考えて種々の調査検討をしてきた審議経緯及び主な審議対象事項について説明があり、討議を行った。

4 耐震設計小委員会から耐震設計基準の審議状況について説明があり、重要度分類については、近々完成する予定であることが示された。

5 IAEA国際安全基準作成の進捗状況について、事務局より概要説明があった。

6 放射性物質測定技術小委員会の設置について、事務局より設置の趣旨説明があった。

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