前頁 | 目次 | 次頁

東京電力株式会社柏崎・刈羽原子力発電所原子炉の設置に係る文書意見に対する中間報告書について



 当委員会は、東京電力株式会社柏崎・刈羽原子力発電所原子炉の設置に係る、地元利害関係者の意見を文書により聴取することとし、昭和51年7月5日から同年8月4日まで受付けを行ったが、この間に提出された文書は、524通であった。

 これらの意見に対しては、検討状況の中間報告をとりまとめ、各意見提出者あて郵送し、また、科学技術庁公開資料室において縦覧に供することとした。

 なお、これら意見のうち、本件原子炉の安全性に関するものは、原子炉安全専門審査会に伝達し、その審査に反映させるとともに、関係行政機関、地方公共団体及び原子炉設置許可申請者に係るものは、それぞれに検討を依頼するなどの措置を講じた。

 当委員会は、今後、本件原子炉の設置に関し、内閣総理大臣に対して答申を行うまでの間、引き続き慎重な審議を行い、答申を行うに際しては、提出された意見についての最終的な検討結果をとりまとめ、これを明らかにすることとしている。

前頁 | 目次 | 次頁