１．1次系機器

　原子炉1次系機器の開発は,民間企業によって行なわれている。このうち,制御棒駆動装置については,材料と加工法について検討を行ない材料の一部を輸入して国内技術により製作し,その問題点の把握をはかった。
　1次冷却系主弁については,実用規模の軽水冷却型炉に使用される口径60センチメートルのものの設計,試作が行なわれ,耐久性および信頼性とも優れていることが確認された。
　また,38年度にひきつづいて圧力容器の加工技術,制御棒駆動装置,高速大型遮断弁の加工技術等の開発に対して助成を行なった。

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