第一分科会報告書の概要「国民・社会と原子力」

 

Ⅰ.文明と原子力


<議論の視点>
  • 人類文明を展望し、原子力がその中でどの様な役割を果たし、可能性を持って いるのか、特に、我が国の原子力研究開発利用の意義・役割について検討を行 った。

1.文明の発展

科学技術と人類文明

地球環境との調和
全人類的取組の必要性
人の「豊かさ」の視点

○人類の持続的発展のためには、これらの潮流を踏まえた人類の努力が必要である。

2.人類と原子力

原子力の可能性
人類は原子力の危険性を管理できるか

3.我が国にとっての原子力の意義・役割

エネルギーの安定供給と原子力

科学技術発展への貢献の可能性

多様な放射線利用

国際社会の中での日本

  • 以上のような原子力の持つ意義・役割を踏まえると、我が国にとって、原子力 は、安全確保、平和利用の堅持、国民や立地地域との調和を前提として、着実 にその研究、開発、利用を進めて行くべきものと考えられる。

Ⅱ.国民・社会と原子力の調和

1.国民・社会と原子力

<議論の視点>
  • 原子力を推進するに当たって、安全確保と国民の信頼感、安心感の確保を行う ことは大前提であり、原子力に対する国民の不安や不信の原因分析と取り組む べき課題について検討を行った。

2.安全確保の在り方

安全確保の基本的考え方

安全確保への具体的取組
(安全文化の醸成)

(安全規制)

(原子力防災への取組)

3.国民の信頼感、安心感の確保に向けて

不信感の要因
信頼感の確保に向けて

不安感の要因
安心感の確保に向けて

4.国民の信頼感と安心感の確保のための具体的取組

情報公開・情報提供の在り方

原子力に関する教育の在り方

5.政策決定の在り方

<議論の視点>
  • 原子力政策のみならず、政策に対する透明性の確保や国民参加の在り方が問わ れている中、今後の原子力政策を決定するに当たって、国及び国民の行うべき ことについて検討を行った。

政策決定の在り方

原子力政策決定に関する現状と今後の課題

(透明性の確保)

(政策決定過程への国民参加)

6.国、地方自治体、事業者等の関係の在り方

<議論の視点>
  • 原子力研究開発利用を推進するに当たっては、電力の消費者である国民の理解に加え、立地地域との共生が不可欠であり、そのための国、地方自治体、事業者等の関係の在り方や立地地域の主体的な発展に向けての検討を行った。

原子力施設の立地手続と地方自治

消費者としての国民の理解の上に立った立地

地域住民の不安や不信への対応

7.立地地域の主体的な発展に向けて

立地地域の現状

主体的な発展に向けて