(1)最近の国際情勢に対する認識
(2)「国際協力」や「国際貢献」という捉え方から国際的課題への主体的な取組という視点へ
2.我が国の核燃料サイクル政策の推進に関する取組
(1)原子力平和利用堅持の理念と体制の世界への発信
(2)我が国のプルトニウム利用政策に対する国際的理解活動の積極的推進
(3)国際輸送の円滑な実施
(4)使用済燃料の国際的管理の構想への対応
3.核不拡散等の国際的課題に関する取り組み
(1)余剰兵器プルトニウム管理・処分への協力
(2)IAEA保障措置の強化・効率化
(3) | 核物質の不法移転、海賊行為等、核の脅威への懸念が指摘される中、核物質防護の国内外のあり方について、産業界を含めた積極的対応 |
(4) | 包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効及び核兵器用核物質生産禁止条約(FMCT)交渉の早期開始に向けて引き続き努力を傾注 |
(5) | 核不拡散政策への我が国のイニシアティヴの強化 |
4.原子力安全と研究開発等に関する国際協力
(1)原子力安全に関する協力の推進
(2)研究開発協力推進
(3)放射線利用・放射線医学に係る国際協力
5.地域別課題への取り組み
(1)アジア諸国との原子力開発分野での国際的取り組み
(2)欧米諸国との取り組みのあり方
(3)旧ソ・東欧諸国との取り組みのあり方
(4)国際機関の活用
(参考)
第六分科会の審議経過及び今後の予定
- これまでの審議経過
○新しい長計策定に係る概要説明
第1回(9月10日(金)14:00〜16:30)
○これまでの検討の紹介
について、下山座長より概要を説明した。 ○国際協力推進の理念
- 予備的検討に関する調査報告書
- 国際協力専門部会報告書、現行長計の関連部分、分科会報告書
について、遠藤原子力委員より説明を行った。
- 核不拡散を踏まえた、包括的・戦略的な政策の展開、多様な政策手段の活用
○今後の分科会の検討のスケジュール及び進め方について審議が行われた。
○JCO核燃料加工施設の事故
第2回(10月7日(木)10:00〜12:30)
○最近の国際情勢に対する認識について
- JCO事故の概要について、事務局より説明し、海外への情報発信等に関し審議が行われた。
について、遠藤原子力委員より概要説明があった。
- 原子力を巡る各国の動向(欧米、アジア地域、旧ソ連、中・東欧諸国)
- 地球温暖化問題に関する動向
- 世界の核不拡散、核軍縮の動向
○我が国の原子力分野における国際的対応の地域的展開について
について、宅間説明員(原産会議常務)よりPoint of Discussionを説明頂いた後、審議が行われた。
- アジア地域における対応のあり方
○核不拡散に資する国際協力
第3回(11月11日(木)10:00〜12:30)
について、栗原委員、黒澤委員よりPoint of Discussionを説明いただいた後、審議が行われた。
- 国際的な核不拡散体制強化への対応(NPT再検討会議、カットオフ条約等
- 核不拡散・核軍縮に資する具体的な施策(余剰兵器プルトニウム管理・処分への協力等)
- 今後の保障措置のあり方
- 研究開発(核不拡散抵抗性の高い技術、核物質管理・核物質計量技術等)
○国際機関の活用の方途(IAEA、OECD/NEA等)
第4回(12月10日(金)14:00〜16:30)
について、植松説明員(サイクル機構特別技術参与)よりPoint of Discussionを説明頂いた後、審議が行われた。
- 原子力発電の理解増進、バックエンド対策の推進
- 余剰兵器プルトニウムのIAEAによる検認体制の確立
- 国際機関の行う安全確保、原子力損害賠償制度整備のための活動支援
- 人的貢献を通じた国際機関の活用
○我が国の原子力分野における国際的対応の地域的展開について
について、相澤委員、舛添委員、渡邊委員、能澤説明員(高度情報科学技術研究機構顧問)よりPoint of Discussionを説明頂いた後、審議が行われた。
- アジア協力における対応のあり方について、第2回会合における議論をとりまとめた論点ペーパーを元に審議が行われた。
- 米国、西欧との対応のあり方
- 旧ソ、中東欧との対応のあり方
○我が国の主要な原子力活動に係る国際的取組等
第5回(2月14日(月)10:00〜12:30)
について、鈴木委員、青木委員より、
- プルトニウム利用政策に対する国際的な理解の増進
- 使用済燃料再処理・管理を巡る対応
- 国際輸送の円滑な実施
について、松浦委員よりPoint of Discussionを説明頂いた後、それぞれ審議が行われた。
- 原子力安全に関する協力の推進
- 研究開発協力(高速増殖炉関連技術、先端的研究開発、放射線利用)推進
○露国余剰兵器プルトニウムの管理・処分について
について、外務省より、
- 余剰兵器プルトニウム管理・処分に関する各国プロジェクト
について、大和説明員(核燃料サイクル開発機構理事)よりPointofDiscussionを説明頂いた後、それぞれ審議が行われた。
- ロシア解体プルトニウム処分協力への取り組み
○我が国の主要な原子力活動に係る国際的取組等
第6回(2月28日(月)9:30〜12:00)
○核不拡散に係る国際協力について
- 核燃料サイクル等の原子力活動に係る国際的取組、及び原子力安全及び研究開発の国際協力について、第5回会合における議論をとりまとめた論点ペーパーを元に議論が行われた。
○アジア地域における対応の在り方について
- 核不拡散に関するトピックスとして、原子力平和利用・核不拡散問題研究会(座長:黒澤委員)が3月8、9日に開催する国際シンポジウム「21世紀の原子力平和利用と核問題−人類の知恵の結集と挑戦−」及び同研究会が行った提言について、黒澤委員より紹介があり、質疑応答が行われた。
- アジア地域における協力活動の一つとして、アジア原子力協力フォーラムについて科技庁より紹介があった。
○原子力平和利用と核不拡散について
第7回(3月15日(水)14:00〜16:30)
○地球温暖化問題と欧米諸国の対応について
- 国際シンポジウムの結果概要の報告が黒澤委員より行われ、質疑応答が行われた。
- 核不拡散に関するトピックスとして、日米軍備管理・軍縮・不拡散・検証委員会について、外務省より紹介があった。
○第六分科会報告書のとりまとめについて
- 前回会合における青木委員の関心に応え、地球温暖化問題に関する定見、及び各国の考え方、対応等について、十市委員よりPoint of Discussionを説明頂いた後、審議が行われた。
- 参加各委員より、報告書とりまとめにあたり、報告書の構成や報告書に盛り込みたい意見等を発言いただき、審議が行われた。
○放射線防護分野における国際協力について(仮題)
第8回(4月3日(木)14:00〜16:30)
○ISIS会合報告
- 長瀧委員より、原子力の非発電分野の国際協力の一つとして、放射線防護分野等における国際協力についてPoint of Discussionを説明いただき、審議を行った。
○第六分科会報告書のとりまとめについて
- Pu利用政策について議論を行った国際会合の一つであるISIS会合の結果概要報告が行われ、質疑応答を行った。
- 座長より、主要論点を取りまとめたペーパーを用意いただき、本資料を基に審議を行った。
- 今後の予定
○第六分科会報告書素案について
第9回(5月11日(木)9:30〜12:00)
○第六分科会報告書について
第10回(5月31日(水)9:30〜12:00)